TFT Esports競技体制アップデート - マジック・アンド・メイヘム
最新セット「マジック・アンド・メイヘム」のリリースに合わせ、広域地域/グローバル大会の競技形式に関する最新情報をいくつかお届けします。
広域地域の競技体制
広域地域(pan-regional)サーキットの導入、そして今年前半の新構造発表を経て、私たちは大会運営に関する多くの知見を獲得し、たくさんのフィードバックに耳を傾けてきました。そうした中で、現在のTFT Esportsエコシステムでは競技プレイヤーの大会参加日数とTactician Trialsの競技水準が重大な懸念点になっていることを把握しました。
これを踏まえ、セット12からはTactician Trialsの大会日数を3日から2日へ変更し、参加人数に256名の上限を設けます(実際の人数は広域地域によって変わります)。またTFT Esportsにおいても、ふだんのTFTの試合と同様に「トップ4(トップ50%)は勝利」という共通の概念を維持したいと考えています。この状態に近づけるため、今後は75%カットルールを廃し、安定してトップ4入りを果たせばエコシステム内で勝ち上がっていける大会体験を目指していきます。
最後に紹介する変更点は、Tactician Trialsにおける地域プレイヤーの成績に関するフィードバックにまつわるものです。今後は地域プレイヤーの成績に応じて、所属地域にTactician Trialsの追加出場枠を付与するシステムを導入していきます。これは安定した大会成績を残したプレイヤー/地域に確固たるリターンが生じるようにするための措置です。
各広域地域における詳細情報については、以下のリンクをご覧ください(英語):
グローバルの競技体制
続いてはグローバル大会「Tactician’s Crown(TC)」に関する変更点です。今回のアップデートでは、Tactician’s Crownに出場する広域地域内地域に代表性を欠く面があるというフィードバックに対応。出場枠を8つ追加し、広域地域内の各地域がTactician’s Crown出場を狙える機会を増やし、課題の解決を試みています。これに伴い、次回よりTactician’s Crownの参加者総数は32名から40名へ変更されます。
また今回のアップデートでは広域地域内の地域代表性についても精査しました。APACのような広域地域はプレイヤー数だけでなく内包する地域数も多く、そうした地域のプレイヤーにとっては数的制限のあるTC出場権を狙うのが極めて困難になっていました。これを考慮し、シーンでも特に規模の大きな広域地域(CNおよびAPAC)に追加枠を2つ付与し、問題の軽減を図っています。
残る4つの追加枠は、直近のTCでの成績に基づいて付与されます。
平均順位(Average Placement;AVP)に基づく総合成績上位3地域に追加出場枠が1つ付与されます。
前回TCの優勝者は、現行セットで200試合をプレイし、ランク計測日の時点でマスターランク以上に到達している場合、現行セットのTC出場権を獲得します。前回優勝者に対するTC出場権の付与条件はこれまで「広域地域のGolden Spatulaで優勝する」でしたが、これを変更しました。
またTC出場枠の追加に合わせ、大会形式にも調整を実施しました。具体的な変更内容については以下のグラフィックをご覧ください:
セット12(「マジック・アンド・メイヘム」)では、Inkborn Fables Tactician’s Crownの結果に基づいて出場枠が付与されています:
APAC:11枠
平均順位枠+1
CN:11枠
平均順位枠+1
EMEA:9枠
平均順位枠+1
AMER:9枠
TC優勝地域枠+1
TFT Esportsエコシステムの進化は、いつも競技コミュニティーと共にありました。私たちは今後も、感謝の気持ちを忘れず皆さんからのフィードバックに耳を傾け続けていきます。全プレイヤーに改めて感謝を。セット12、そしてその先の未来も、共に築いていけることを楽しみにしています!
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