新たなセット固有要素「遭遇」

「インクボーン フェーブル」では毎試合、伝説級チャンピオンたちと遭遇する機会「遭遇」が訪れ、試合展開が変化していきます。

「インクボーン フェーブル」の世界では、強力な精霊とのエンカウント(遭遇)が試合の展開に多種多様な変化をもたらします。どこか見覚えのある顔ぶれですが、巻物の中の存在である彼らは敵でも味方でもありません。遭遇は試合中に発生する特別ラウンドで、プレイヤーは中央の島(ドラフトラウンド)に招集されたり、戦闘準備フェーズ中に選択肢(報酬、ゲームプレイの部分的変更など)を提示されたりします。「遭遇」は80種以上あり、1試合あたりの発生回数も2~5回と幅があるため、プレイ体験は試合ごとに違ったものになるでしょう。

遭遇のルール

遭遇の内容はちょっとしたボーナス(無料リロール、ゴールド、ドラフトラウンドの入手アイテム+1)から試合展開を根本的に変えるほど強力・ワイルドなものまで様々です。カテゴリーとしてはギフト贈呈、ルール変化、選択型などがありますが、発生する遭遇は必ず全プレイヤー共通です。遭遇にはレア度があり、それに応じて出現率も異なります。たとえば、試合影響度の高いものはレア度も少し高めです。またレア度に関係なく、同じ精霊が1試合中に複数回出現することはありません。これは複数種の遭遇を持つ精霊でも同様です。

それがショップのユニット出現率を一時的に引き上げるアニーであれ、ドラフトラウンドのユニット全員を5コストに染め上げるフェイであれ、遭遇は1試合に2~5回発生します。いつ起きてもいいように心の準備をしておきましょう。発生タイミングは、ステージ1~ステージ6(ハイパーロールではステージ4-9)で、この間はいつでも起こり得ます。また、遭遇は事前通知なしで唐突に訪れるので、特定の発生時の理想構成などを準備するのではなく、手にした選択肢に応じて柔軟にプレイしていきましょう。なお、発生した遭遇の概要は新設される遭遇パネルでいつでも確認できます。また偵察時にこのパネルを開くと、対戦相手が選んだ選択肢も確認できます。

TFT11_EncounterArticle_UI.png

遭遇の種類

遭遇はその特徴でいくつかの種類に分類できますが、80種以上も存在するため内容は多種多様です。

まずは、ドラフトラウンドに発生する「遭遇」。これはドラフトラウンドの内容を変化させるものです(ハイパーロールでは変化したドラフトラウンドが挿入されます)。

  • ガリオ:ドラフトラウンドのユニットに防御系素材アイテムがひとつ(元々持っているアイテムはそのままに)追加される。
  • フェイ:ドラフトラウンドが5コストユニットだけになる。
  • オーン:ドラフトラウンドの各ユニットがアーティファクトを持って回る。

続いては「集団的遭遇」。場所は中央の島で、通常のゲーム進行に差し込まれるボーナスラウンドとして発生します。

  • アッシュ:以後3回のPvPラウンドの対戦相手を明かします。
  • コブコ:幸運にも彼と出会えた場合には、一緒にダンスを踊れます。踊るプレイヤーが多いほど報酬は豪華になります。
  • シヴィア:タクティシャンが全員高速になります。

お次は個別発生の遭遇。これは戦闘準備フェーズ中に、全プレイヤーに同時発生します。選択肢を提示するものと、豪華ギフトを付与するものがあります。 

  • ティーモ:次回PvPラウンドの勝敗予想を尋ねます。正解すると報酬を受け取れます。
  • ウディア:彼は質素かつ実直な男なので…無料リロール4回が付与されます。有効期限はないので、急いで使う必要はありません。 
  • ザヤ&ラカン:ボード上の全チャンピオンをティアが1つ上のランダムなチャンピオンに恒久的に変化させるラカンか、ゴールドを与えてくれるザヤのどちらかを選びます。

そして最後の開幕時遭遇は、試合開始直後のポータル投票を置き換える形で発生します。この遭遇が発生した場合は、ポータル選択が発生せず、遭遇ラウンドの直後にPvEラウンドが開始します。

  • バード:全プレイヤーがレベル3までレベルアップして最初のPvEラウンドに臨みます。
  • ケイン:さあ、忙しい試合になりますよ…。ケインは最初に再訪するステージを告げて姿を消し、指定ステージになると戻ってきて試合を即時終了させます。再訪時点での順位がその試合の最終順位です。少なくとも再訪のタイミング(ステージ、ラウンド)はきちんと告げていくので、そこをゴールに設定して戦い抜きましょう。
  • リリア:その邂逅は夢見心地。全オーグメントの出現タイミングがランダムに変化します。

常設ゲーム要素に関する補足

ポータルとオーグメントは、本セットでも常設ゲーム要素として登場します。ただしポータルについては、開幕時に「遭遇」が発生した場合はポータルと置き換えられることがあります。一方オーグメントについては、完全新作のオーグメントと「リミックス ランブル」では登場していなかったオーグメントが合計100種類以上追加されます。また本セットでは、ヘッドライナー要素が引退するため、特性の紋章を付与するオーグメントも復活します。追加されたオーグメントの約半分は「クラウン」系オーグメントや特性強化系など、特性に直接的に関与するものとなっています。


さてさて、本記事はこれにて終了です。終わりっていつもケインのエンカウントのように突然ですよね…。それではまた次回の記事で、あるいはゲーム内でお会いしましょう。この記事以外にもゲームプレイの概要や3月初旬公開のDev Drop が出ているので、見逃した方はそちらもぜひ。「インクボーン フェーブル」は3月20日のパッチ14.6でリリースです。どうぞお楽しみに!