オーグメント装着!

「ネオンナイト」で登場する新たなオーグメント、アイテム、インターフェースのアップデートを紹介します。

作者Rodger “Riot Prism" Caudill
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「ネオンナイト」で登場する新たなオーグメント、アイテム、インターフェースのアップデートを紹介します。

はじめに

「ネオンナイト」では過去最大規模のロスターの入れ替えが行われることに加えて、80種以上の新たなへクステックオーグメント、「ナイト エッジ」アイテム、他にも新たなガジェットがいくつか登場します。また、ネオンナイトのカスタマイズアイテムの詳細については、こちらをご覧ください。新たなユニットと特性に関する情報をインプットしたい場合は、美しくて聡明なライターが、美しくて聡明な皆さんのために書いたこちらの記事をご覧ください。

これらを始めとする新要素は2月2日にPBEに登場し、2月17日からのパッチ12.4の期間中にライブサーバーでリリース予定です。それではさっそく見ていきましょう。

オーグメント解除!

新登場のオーグメントについてお話しする前に、夜間外出禁止令に引っかかってネオンナイトにやってこれなかったオーグメントたちに別れを告げましょう。以下のオーグメントおよびこれらとシナジー効果がある特性(アカデミー、インペリアル、プロテクター)が廃止されます。

アカデミーの心

インペリアルの心

二重支配

プロテクターの心

アカデミーのクレスト

詰め込み勉強

インペリアルのクレスト

オール・フォー・ワン

プロテクターのクレスト

アカデミーの魂

インペリアルの魂

プロテクターの魂

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オーグメント装着!

ネオンナイトではたくさんの新たなガジェットが登場します。80種以上の新オーグメントすべてをご紹介することはできませんし、いくつかはサプライズとしておきたいので、開発者たちにお気に入りのオーグメントとその活用方法を尋ねてみました。

まずは、テクニカル・ゲームデザイナーのChloe “Alice of Clubs” Wrightです。お気に入りの2つのオーグメントはこちらです。

ブルーバッテリー(シルバー、ゴールド):スキル使用後、味方ユニットが一定量のマナを回復する。

「“昔のようにセラフ エンブレイスをスタックできればいいのに”と思ったことはありませんか?もしくは、“ユニットがもっと頻繁にスキルを使用できればいいのに”と思ったことは?そんなあなたにぴったりのオーグメントがこちらです。

ブルーバッテリーがあれば、夢の無限マナに近づくことができます。適切なアイテム、特性、オーグメントが揃えば、通常攻撃を挟まずにスキルを連続使用し続けられるという夢のビルドが実現するかもしれません。無限マナを実現するために必要な幸運のレシピはシナプシス ウェブを持ったミュータント(紋章あり)、ブルーバッテリー 1、ブルーバッテリー 2、ブルーバフです。マナコストが90のユニットがスキルを連続使用するようになるので、最高ですよ」

盗賊ヨードル(ゴールド):ヨードルが時折、素材アイテムを持って現れる。

「”スポーンしたヨードルたちが持っているアイテムはハウリングアビスの商人から盗んだもの”というアイデアが気に入っています。ヨードルの盗人たちという仮説と同様に、私はカオスが大好きで、このオーグメントはそれを実現してくれます。「盗賊ヨードル」があれば複数のアイテムを入手できる可能性がありますが、そのアイテムが望まないユニットに出現する可能性もあります。

もちろん、ヨードルのチーム構成で利用するのがオススメですが、どんなに綿密な計画を練っていたとしても、特定のアイテム構成を狙っているなら注意しておかないといけません。1位になるか8位になるかはヨードルのみぞ知るです」

ライブバランスチームのKent “Riot kentwuhoo” Wuは、社内プレイテスト中のお気に入りをメモに取っておいてくれました。

ダブルトラブル(シルバー、ゴールド、プリズム):フィールド上にまったく同じユニットを2体配置すると、両者の攻撃力、魔力、物理防御、魔法防御が増加する。直前の戦闘に参加していたユニットの★が増えると、そのユニットのコピーを1体獲得する。

「私はチーム構成へのアプローチに変化を与えるオーグメントが好きなので、“ダブルトラブル”や“特別製”のようなオーグメントに惹かれます。これらを用いた盤面は通常のTFTとは大きく異なって見えます。こういった独創的なチーム構成が大好きです。

“ダブルトラブル”を手に入れた場合は、レジェンダリーユニットと4コストの構成で、ブラウムx2、ゼリx2、オリアナx2、ジン、レオナの構成を用いますが、後衛は★2のレジェンダリーならなんでも構いません」

小さな巨人(プリズム):自分のタクティシャンが大きくなって体力を35回復する。最大体力の100を超えることができる。

「TFTのルールを変えてしまえるだけでも楽しいですが、タクティシャンの体力を変化させられるのは特に最高です。戦闘準備フェーズ中に、これを手に入れたプレイヤーのスコアボードの順位が上がるのを見るのは、“?ピン”な瞬間で最高に楽しいです。このスコアボードの変動は“代謝促進剤”やレコニングでティーモを手に入れたときにも発生していましたが、頻度は高くはありませんでした。

“小さな巨人”を手に入れたら高コストの構成を狙いますね。体力が多いので連敗に耐えられると分かっているからです」

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次は、クールな新アイテムのデザインと実装を手伝ってくれているLynda “Shynkro” Tangです。彼女のお気に入りのオーグメントはこちらです。

未来の光景(ゴールド、プリズム):ゼファー/レディアント ゼファーを獲得する。次に戦う相手が分かるようになる(詳細は下記をご覧ください)。

「“未来の光景”があれば、TFTが1v1の対戦の連続だと感じられるようになります。ボードに直接的なパワーを与えてくれるわけではありませんが、序盤でこれが手に入れば、大きなパワーが手に入り、対戦相手と心理戦を行えるようになります。“未来の光景”を持っている相手がいれば、次に自分と戦うことになるので、自分のボードを偵察しているかもしれないと考えるようになります。

“未来の光景”は、ブリッツクランクなどの敵の位置取りに依存するユニットと合わせると上手く機能します。また、完璧な敗北を狙ってチームの位置取りを調整する必要があるマーセナリーにもうってつけです。これが手に入らなくて、それでも相手のフィールド上のユニット配置に抵抗したい場合は、ゼファーを3つビルドしましょう」

混乱回復装置(シルバー):自陣のフィールド上のチャンピオンが、コストが1以上多いランダムなチャンピオンに恒久的に変化する。磁力式除去装置を2個獲得する。

「宿命(セット4)以来、私のお気に入りはフォーチュンの特性で連敗を続けて、そこで得た大量のボーナスで大逆転する方法を考えることです。このオーグメントは、その大量のボーナスで大逆転を狙う感覚を味わえます。新たに手に入れたユニットで大逆転勝利できれば、天才だと感じられるから。8位に終わったとしても、Mort運のせいにすることができますし!

このオーグメントは、ステージ3で3コストの★2ユニットか4コストのユニットがいるときにおすすめです。なぜなら、序盤に4コストの★2ユニットや5コストのユニットへの無料アップグレードとなり、大きく形勢が変わるからです」

最後はゲームデザインディレクターのRiot “Riot Mort” Mortのお気に入りの2つです。

金のタマゴ(プリズム):巨大な金のタマゴを獲得する。このタマゴは5ターン後に孵化する。

「“金のタマゴ”は楽しくて予想がつかないオーグメントで、ステージ4-6でのみ登場します。その内容は“これから5ラウンドをプリズムオーグメント無しで戦えば、その後、特大の報酬を獲得できる”というものです。金のタマゴがあれば、序盤にリードを奪い、中盤は耐えきって、巨大なタマゴを孵化させるという戦い方が可能になります。また、この戦術に賭けて、結果的に試合を投げてしまう人を見ることも楽しみにしています。ハイリスク、ハイリターンですからね!

“金のタマゴ”は序盤に強いスクラップやアルカニストなど、(影響力が最も大きな)プリズムオーグメントがない状態でも5ターンを耐えられる構成に合わせるのがいいでしょう。」

レディアントの遺物(プリズム):アーマリーを開いて、4つのユニークなレディアントアイテムの中から1つを選択する。

「ゲームデザイナーとして、面白いメカニクスを持った新たなセットを開発するたびに、それらのメカニクスが無くなってしまうときには切ない気持ちになります。レコニングの後半のレディアントアイテムはとても楽しかったので、オーンのポータブル フォージで行ったように、オーグメントシステムでそれらを復活させるといいだろうと考えました。個人的にお気に入りだった、レディアントアイテムを毎ターン2個抽選するレディアント盗賊のグローブも含まれています!

“レディアントの遺物”は、アイテムの恩恵を最大に得られる強力なキャリーが手に入ったときに使用するといでしょう。たとえば、デボネアVIPのドレイヴンに“レディアント ブラッドサースター”を持たせれば、なかなか倒せないチャンピオンになるでしょう!」

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開発者たちにお気に入りのオーグメントについて話してもらったので、今回は以上です。──と言うのはウソです!開発者たちだけを楽しませるわけにはいきません。Rodger “MinionsRpeople2” Caudillのお気に入りは以下のとおりです。

トライフォース(シルバー、ゴールド、プリズム):コスト3のユニットの体力、マナ、攻撃速度が増加する。

「オーグメントにその効果を自ら語ってもらいたい人たちにとって、このオーグメントは完璧です。また、“特別製”や“瞬身護法”を複数利用するのと同じように、3つすべてのバージョンのトライフォースをリンクさせるという夢のビルドを狙うこともできます。

私はトライフォースを見つけたら、急いでレベル7になって、★3のコスト3のごちゃまぜのチーム構成にします。そして混乱する対戦終了画面を作り出します──ただし、後述する変更のおかげでそれほど混乱することにはなりません」

ハイファイブ(プリズム):コスト5のチャンピオンを3体獲得する。

「“ハイタッチ”は、3つ目のオーグメントの選択肢としてのみ入手可能になり、★3のコスト5を作り出す夢の構成に近づけるものです。本来なら、ゴールドを節約してレベルを上げることができていて、コスト5のユニットを複数手に入れられる可能性がある試合で“ハイタッチ”を狙うのがいいでしょう。しかし、私は単に強力なユニットが好きなので、このオーグメントを取ることが多くなっています。

何か嬉しいことがあったときや、エンジェル・オルセンのクラシックな名曲と同じように、ハイタッチは“さまざまな状況で活用可能な”オーグメントであり、コスト5のユニットをどれも活用できなかったとしても、少なくとも15ゴールドは手に入るんです。

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オーグメントに関しては以上です。残りの詳細は、私が自分の書いた記事で自分自身を引用したことのように謎のままです。

新たなアイテム:ナイト エッジ

ミッドセットでは、「ガーディアン エンジェル」が新たな対瞬間火力アイテムである「ナイト エッジ」に置き換わります。「ガーディアン エンジェル」は強力なアイテムであるがゆえにバランスを取ることが困難で、ユニットが固有時停止状態になったときにアグロがリセットされる(敵がGAを持つユニットを攻撃しなくなる)ことが問題となっていました。GAの体力回復量をどのように変えても、そのパワーの源は変わらぬままでした。さらに悪いことに、一部のチャンピオンのスキルはアグロを避けることに大きく依存しており、アイテムを変更するたびにそれらのチャンピオンにも調整を行う必要があったのです。これらのユニットは、固有時停止中(復活中)にもスキルを発動できていたので、「敵がスキルを使用しているけど、それを阻止することができない」というやるせない瞬間が生まれていました。これは健全な状態ではありません。

「ナイト エッジ」では、強力なアグロ回避効果は維持しながらも、ステルスという視覚的に分かりやすいパワーにして、さらにデバフ効果を除去し、その後、攻撃速度が大幅に増加するというものにしました。ステルスの効果時間は短いので、ユニット間でパワーの差が生まれにくく、目に見える強力な効果でキャリーを守って強化し、より長くキャリーさせることができます。アイテムの詳細はこちらをご覧ください。

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未来と過去を偵察

最後に、ゲームプレイへの影響が大きいであろう、ミッドセットで導入される2つの大きな変更点についてお話しします。まずは、対戦相手を偵察する際のヒントシステム──Scouting Opponent Hint System、略して「S・OH・S」です!

TFTではやるべきことが山ほどありますが、対戦した相手を覚えておいて、次に当たりそうな相手を予測して、盤面を偵察して対策しておくことも重要になります。しかし、これによってユニットの再配置やリロール、アイテム構成に考えを巡らせる余裕が奪われてしまうので、盤面を偵察すべき相手の数はできるだけ少ない方が理想的です。だからこそ、これを補助するためのアドオンが出回っていることにも驚きはありません。実際に私たち自身も、モバイルとPCでより公平な対戦が行われるように、対戦済みの相手が分かるシステムをもっと早く導入したかったと考えています。

そこで、ネオンナイトでは対戦した相手を追跡するシステムを導入し、「未来の光景」のような対戦相手の偵察に役立つオーグメントも登場させました。このシステムでは、対戦済みのプレイヤーの横に小さなアイコンが表示されるようになり、次に対戦することがないことが分かるようになります。このヒントシステムがあれば、ステージが進むごとに脱落者が増えていくので、次に対戦する相手の予想がどんどん楽になっていきます(2人になれば、このシステムを使う必要はなくなるのですが)。しかし、「未来の光景」を持っていれば、常に次に対戦する相手を知ることができます。もちろん相手には、次の対戦相手があなたであることは分かりません(あなたがいつまでもその相手の盤面を見続けていない限りは…)。なので、自分が「未来の光景」を利用しているところを悟られないようにしましょう。

未来の話をしましたが、過去についてはどうなのでしょうか?過去から学べなければ、同じ過ちを繰り返すことになるだけです。そこで対戦終了時の対戦履歴にアップデートを行い、選択したオーグメントが表示されるようにして、表示されるユニット数も増加しました。これでマーセナリーの特性で「タクティシャンの王冠」を2つ獲得したとしても安心です。対戦履歴をスクロールして自分の選択を精査し、その後の試合ではより良い判断を行えるようにしましょう。もしくは、気にせずマーセナリーのオーグメントを取り続けましょう!選択はあなた次第です!

今回は以上です。長くなりましたが、ここまで辿り着けたのも皆さんのおかげです。まだ読んでくれている方のために、さらに詳しい情報へのリンクをお伝えしておきます。ネオンナイトのカスタマイズアイテムゲームプレイの概要については該当するリンクをクリックしてください。これらは2月2日からPBEで利用可能になり、ライブサーバーには2月17日のパッチ12.4でリリース予定です。パスおよびストアのコンテンツは、日本時間の同日午前4時から利用可能になります!



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