ガジェット化されたアイテムたち

「ギズモ&ガジェット」のリリースを機に改修を受けた、リマスター版アイテムをすべてご紹介します!

今回の「ギズモ&ガジェット」リリースを機に、アイテムの重要性が高かった「TFT:レコニング」のシステムから得られた様々な教訓を活かして、既存アイテムの見直しを行いました。見た目が一新されたものや、見た目だけでなく名前まで一新されたもの、さらには「ギズモ&ガジェット」の近代的な背景設定に沿った、新しい効果を与えられたアイテムまで!

こちらが全アイテムを網羅した最新版の一覧表です。ここからはそれぞれの詳細と、そして変更に至った理由についてもお話ししたいと思います。

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使用感が変わったアイテム

レディアントアイテムのおかげで、アイテムをさらに使って楽しく、そして効果が感じられるようにする方法が分かりました。これから紹介するアイテムのアップデートには、「希望の光」のレディアントアイテムを通じてプレイヤーの皆さんが楽しまれた固有ステータス、追加のバランス調整、そしてクールな新アーキタイプといった要素が、インスピレーションの源として反映されています。なお内容がステータスの追加であれ、完全なリワークであれ、PBEを経てライブサーバーに導入された後も経過の観察は続けるため、数値の微調整は今後も行われることになります。それではアップデートされたアイテムを見ていきましょう!

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アークエンジェル スタッフ

リワーク:戦闘中、4秒ごとに魔力が25増加する。

理由:今回のアークエンジェル スタッフの完全リワークは、「試合終盤で勝利をもぎ取るメイジ」というロマンを意図したものです。

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バンシー クロウ

リワーク:戦闘開始時に自身および同じ横列1マス以内にいる味方が、最初に敵のスキルから受けるダメージと効果をブロックするシールドを獲得する。ブロックするダメージは最大600まで。バンシー クロウの効果をスタックさせるとブロックできるダメージ量が上昇するが、シールドの数は増加しない。

理由:バランス調整が足りなかったせいで、バンシー クロウはどれだけ強力なスペルも完全に無効化できる状態になっていました。特にバンシー クロウの効果がスタックされると、単体攻撃型のキャスターは手も足も出なくなってしまっていたのです。今後も被ダメージ回避のためにバンシー クロウをスタックさせる戦術は有効ですが、単体攻撃型のキャスターを完全に押さえ込んでしまうようなことはなくなるでしょう。

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ブランブル ベスト

追加:物理防御(素材アイテムを含む)が80増加するようになりました

通常攻撃を受けた際の範囲ダメージ:80/100/150 → 60/80/120

理由:範囲ダメージを弱めることで、「対物理ダメージ用アイテム」というブランブル ベストの立ち位置をより明確に打ち出すのが狙いです。

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デスブレード

リワーク:増加攻撃力(素材アイテムを含む)が50/75/100付与されるようになりました

理由:かつてのデスブレードは、性能的にスタックさせやすいチャンピオンや、「ルナーン ハリケーン」と組み合わせがちなチャンピオンとのバランスの兼ね合いが難しいものでした。今回さらに強力かつ鋭利になったデスブレードは、期待以上の攻撃力を発揮するアイテムとなるでしょう。

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ドラゴン クロウ

調整後のクールダウン:1秒 → 0.5秒

調整後の最大体力割合ダメージ:30% → 18%

理由:ドラゴン クロウは連射型のキャスター(ジグスなど)の天敵となっていました。というのも火球が痛すぎたのと、クールダウンのせいで連射すればするほどキャスター自身が連続でダメージを受けてしまいがちだったからです。今回の調整ではドラゴン クロウのダメージを大きく下げ、また発動頻度を上昇させることで他のユニットに向けて火球を撃つ確率を高めています。火球は多い方が見ていて楽しいですしね。

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ヘクステック ガンブレード

削除:オーバーヒールによってシールドが付与されなくなりました

追加:最も体力が低い味方も同時に回復するようになりました

理由:レディアント版のヘクステック ガンブレードはとても楽しいもので、「ブランド救急車(Brandbulance)」や「ヒール=コズ(Heal’Koz)」といった数々のユニークなビルドが生まれました。そこで「ギズモ&ガジェット」にもこのレディアントのアップグレード効果を取り入れつつ、バランスを取るためオーバーヒールによるシールドを取り除いています。

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ジュエル ガントレット

追加:さらに魔力が10増加するようになりました

理由:ジュエル ガントレットの効果は元の魔力に大きく左右されるため、さらなるバランス調整として魔力を追加し、他の上手くいっていないアイテムと同様に強化しました。

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クイックシルバー

追加:さらに攻撃速度が20%増加するようになりました

理由:行動妨害チャンピオンが多く、近接キャリーが強かった「TFT:宿命」ではとても強力だったクイックシルバーですが、セットに行動妨害チャンピオンが少なかった「レコニング」ではかつての輝きを取り戻すことはできませんでした。増加攻撃速度を追加したことで、強さがセット内の行動妨害チャンピオンの人数に左右されにくくなるだけでなく、仮に強すぎた、あるいは弱すぎた場合も調整がしやすくなります。

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ルナーン ハリケーン

追加:さらに攻撃力が15増加するようになりました

削除:通常攻撃時効果によって発動しないようになりました

理由:通常攻撃時効果は個々のチャンピオンの性能に依存する部分が大きいため、セットによってはバランス調整が上手くいかない場合があります。そのためルナーン ハリケーンは「ごく一部のチャンピオンに持たせれば超強力だが、それ以外では平凡」といった状態になってしまうことがよくありました。ADキャリー向けのアイテムという立ち位置は変わらないものの、今回の調整によってさらに細かいバランス修正や、用途の拡張が可能になるでしょう。

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スタティック シヴ

追加:さらに攻撃速度が15%増加するようになりました

理由:ルナーン ハリケーンと似ていますが、スタティック シヴは(極一部のニッチな構成を除き)さらに使われにくい状態になっていました。汎用性の高いステータスが追加されたことで、今後は魔法ダメージ構成向けの攻撃速度アイテムとしても選択肢に入ってくるようになるでしょう。

見た目が変わったアイテム

そして最後に、一部アイテムの外見をより見分けやすく、かつチームファイト タクティクスの内容に沿ったものに調整しました。中でも特に大きな変更点が「自然の力」から「タクティシャンの王冠」へのリニューアルです。これはリーグ・オブ・レジェンドの(コンバージェンスのものとはまったく性質が異なる)同名のタンク向け魔法防御アイテムと存在を切り分けるための処置なので、「自然の力」から「タクティシャンの冠」になった後もアイテムの効果自体は変わりません。その他にも「タイタン リゾルブ」や「ヘクステック ガンブレード」、「スタティック シヴ」はアイコンに微調整を施し、戦闘中の視認性を高めています。さらに「ジークの使者」、「アイオニック スパーク」、「ドラゴン クロウ」についても見た目を個性的、かつ効果を正確に表現したものに変更しました。

他の様々な調整と同様、これらの新アイコンにも慣れるまでしばらく時間がかかると思いますが、新しい絵柄の視認性(と「タクティシャンの王冠」のカッコよさ)は、長い目で見ればTFTプレイヤーの皆さんにとってプラスになるものだろうと私たちは考えています。