ミッドセット メカニクス アップデート:グリッチド アウト!
「究極脅威ウィスカー」によるスパチュロポリス襲撃を受けて、コンバージェンス全体が変貌を遂げました。異次元から新たなモンスターとヒーローが出現し、街は大混乱!新たなヒーローオーグメントを駆使して、新旧のヒーローたちをサポートし、モンスターの侵攻を阻止しましょう!今回はそんな新オーグメントの中からいくつかをご紹介します。また、ミッドセットの新メカニクス「グリッチド アウト ドラフト」で加わる、異次元サイズの変更についてもご説明しています。こちらも見逃せません!これらの変更は、「グリッチド アウト!」が正式リリースを迎える日本時間3月23日に登場します。
グリッチド アウト ドラフト
次元の裂け目からほとばしる光に包まれ、明滅するコンバージェンス──究極脅威ウィスカーが勝利を収めました。しかし、勝利したのは私たちも同じ。新たな混沌の出現によって、事象の変動が起こりやすくなっており、戦況は目まぐるしく変化しています。TFTの試合は様々な制約が原因で、序盤の展開が中盤や終盤に比べると少ない傾向にあります。序盤は低ティアユニットしか入手できず、あまりエコノミー面での余裕もありません(特に利子の獲得を狙っている場合)。また特性に関しても、レベルが上がってチームサイズが拡大してからでないと、様々な特性を同時に発動することができません。ですが、「グリッチド
アウト
ドラフト」の導入によって、早い段階から毎試合異なる展開が楽しめるようになります。ステージ2でアイテムなどの戦利品を入手できるようにすることで、そのとき自分が利用しているユニット、エコノミー、特性の状況に関係なく、構成の幅を広げられるようにしました。
ですが、TFT史上最もカオスな要素にもルールはあります。それでは、ミッドセットで登場するこの新メカニクスの仕組みを見ていきましょう!
出現するタイミング:「グリッチド
アウト ドラフト」はステージ2で出現しますが、それ以外にもステージ3~6の間で再度出現する可能性があります。「グリッチド
アウト ドラフト」の出現頻度は基本的に2回以下ですが、3回出現する場合もあります。
入手できる戦利品:「グリッチド
アウト
ドラフト」は出現のタイミングが遅かったものほど、より影響力の高い戦利品をもたらしてくれます。ステージ2では、防御系または攻撃系のボーナス素材アイテム、「ダミー」、「イカサマダイス」、「金のタマゴ」などを持ったユニットが登場します。ドラフトに並ぶのはチャンピオンだけではありません。時折チャンピオンに代わって、「素材アイテムの金床」が並ぶ場合もあります。ただし、この特別な(そして奇妙な)サプライズがいつ現れるかは分かりません。以下の動画は、すべてボーナス素材アイテムが並んだ場合の一例です。
ステージ3の「グリッチド アウト ドラフト」では、より高い確率で「素材アイテムの金床」、「金のタマゴ」、「小型複製器」(ダブルアップ用に作られた消費式のチャンピオン複製器で、コスト3以下のユニットにのみ使用可能)が登場します。ステージ4&ステージ5では「完成アイテムの金床」、あるいは「オーンアイテムの金床」が登場する可能性もあります。さらにステージ5&ステージ6になると、それなりの確率で「特性の書」や「チャンピオン複製機」が並ぶようになります。
ドラフトラウンドの改善:「グリッチド アウト!」を実際にプレイすれば、すぐにある変化に気づくはず──なんと全ドラフトラウンドにおいて、選択したチャンピオンに装備されているアイテムが、自分のボードに戻った際に外れるようになります。つまり、ドラフトラウンドのせいで「ムダニ デカイ ロッド」を装備した★★攻撃力系キャリーが誕生するなんて事故が無くなるということです。この変更によって、プレイのしやすさが大幅に改善されると考えており、今回のミッドセット終了後も残すつもりです。
なお、「グリッチド アウト
ドラフト」によって序盤の多様性は確かに広がりますが、このドラフトが他のゲーム要素と比べて、突出した影響力を持っているわけではありません。より多様で動的な構成を活用して序盤から試合を楽しめるようにはしていますが、あまりにハチャメチャな展開は望ましくなく、パワーバランスや多様性を健全なレベルに保つためにも、ある程度統制の取れた序盤展開は必要だと考えています。
また、「グリッチド
アウト
ドラフト」はハイパーロールでも導入されます。このモードにおいては、アーマリーと置き換わる形で出現します。新たに追加されたリソースを活用して皆さんがどんな序盤展開を見せてくれるのか、今からとても楽しみです!
新ヒーローオーグメント
ヒーローオーグメント工業団地は今セットでも健在で、14体のチャンピオンと28種類のヒーローオーグメントが新たに加わります!新チャンピオンとその特性に関する詳細はこちらをご覧ください。新オーグメントについては以下でいくつかご紹介していきます。
なお、本記事の執筆はPBEよりもかなり前に行われています。記載されている数値は変更される可能性が高いので、予めご了承ください。
ルシアン(コスト1):精神と時の部屋
ルシアンのリーダーとしての経験を活用しましょう!ルシアンのキャリー系オーグメントがあれば、彼がスキルを2回発動するたびに、プレイヤー経験値を獲得することができます。ルシアンに「ブルーバフ」を持たせて、できるだけ長く生き延びさせ、レベル差を活かして敵を打ち倒しましょう。
「ルシアンを1体獲得する。最も強いルシアンがスキルを2回発動するたびに、経験値を1獲得する。」
パンテオン(コスト1):慢性的な幻
このサポート系オーグメントがあれば、パンテオンからより多くの防御効果を得ることができるので、敵から狙われやすい場所でも近接キャリーを運用しやすくなります。
「パンテオンを1体獲得する。戦闘開始時:パンテオンおよび最も近くの味方4体の受けるダメージが6秒間90%軽減される。」
パイク(コスト2):小物狩り
敵がチャンピオンをスターアップして、最大体力の制限を越えてしまう前に、このオーグメントを活用して早期に連勝ボーナスを築きましょう。
「パイクを1体獲得する。パイクをボードに配置すると、味方チームのスキルおよび通常攻撃が10%の追加ダメージを与える。敵の最大体力が1400未満なら、25%の追加ダメージを与える。」
シェン(コスト3):異常増幅
たった1個のヒーローオーグメントで、「丈夫なタンク」から「丈夫なタンクキラー」に大変身!ただし、このオーグメントを利用するときは、シェンに「アイオニック
スパーク」を持たせるようにしましょう。そうすれば、魔法防御の高い敵に対して、最大体力に応じたダメージをより効率的に与えることが可能になります。
「シェンを1体獲得する。シェンのスキル効果時間が5秒間長くなり、シェンと繋がっている味方は保護されている間、20%の追加ダメージを与える。」
ニーコ(コスト4):星明かりの共鳴
新たなスターガーディアンであるニーコは、「ブルーバフ」と非常に相性の良いチャンピオンですが、このオーグメントを利用する場合は、できるだけ彼女に魔力系アイテムを持たせるようにしましょう。「星明かりの共鳴」はスターガーディアン中心の構成を運用するうえで最適なオーグメントです。ニーコのスキル「スターブロッサム」は3回目の発動で、範囲ダメージが恒久的に強化されます。
「ニーコを1体獲得する。戦闘開始時および最も強いニーコがスキルを発動した際、戦闘終了までそのニーコと最も近くの味方が20の魔力を獲得する。」
ニーコ(コスト4):紺碧の彗星
シンプルなヒーローオーグメントが一番楽しいこともあります!
「ニーコを1体と「ショウジンの矛」を1個獲得する。ニーコをボートに配置すると、「ショウジンの矛」を装備している味方の魔力が35%増加する。」
ガレン(コスト4):我が剣は汝の盾
ラムスをキャリーに据えたディフェンダー中心の構成で、このオーグメントを使ってみてください──後悔はさせません。ただ、負けてもLPはお返しできないので、自己責任でお願いします。
「ガレンを1体獲得する。戦闘開始時および最も強いガレンがスキルを発動した際、味方がそれぞれの最大体力の15%にあたる耐久値を持つシールドを6秒間獲得する。」
ガレン(コスト4):すべての力を剣に
このオーグメントはガレンのプレイスタイルを一変させます。このオーグメントを使う場合は、ガレンをメカ:プライムにして、新たに得られる攻撃力のスケーリングを活用できるようにしましょう。また、「ブラッドサースター」を持たせるのも効果的です。
「ガレンを1体獲得する。ガレンのスキルがより少ないマナコストで発動できるようになり、攻撃力の一定割合にあたる追加ダメージを与えるようになるが、スタン効果は与えなくなる。」
「グリッチド アウト ドラフト」の導入によって、試合序盤の戦略性を拡大しているので、「モンスターアタック!」の後半セットでは序盤から毎試合異なる展開を楽しめることでしょう。また、新たなヒーローオーグメントの導入により、「モンスターアタック!」で好評だった要素を伸ばしつつ、上手くいかなかった部分を変更しているので、皆さん全員に今回のミッドセット体験を気に入ってもらえれば嬉しい限りです。ユニットの入れ替えに関する詳細は、「ゲームプレイの概要」でご確認ください。また、リリースが今から待ちきれない方のために、スケジュールをまとめた画像をご用意しました!