「TFT:宿命」メカニクスとオリジン
いよいよです!ギャラクシーに別れを告げて、次セットの「宿命」を迎え入れる時がきました!今回は「宿命」で登場するチャンピオンと特性の一部と、新たなメカニクスをご紹介します。
※オリジンやクラスは仮名称となりますので、リリース時に変更の可能性があります
「宿命」のメカニクス - 選ばれし者
「宿命」で勝利をつかむ鍵となるのは、あなたのチームにふさわしい“選ばれし者”となったチャンピオンを選択することです。仕組みは以下のとおりです。
ときどき、ショップに「選ばれし者」のチャンピオンが並びます。これらのチャンピオンの価格は通常★の3倍となりますが、最初から★★の状態で登場し、以下の特別なパワーを持っています。
- 特性(オリジンかクラス)のいずれかが「選ばれし者」となっており、その特性が2つ分としてカウントされます!
- ユニットの体力は+200されており、さらに体力 +500、スペルパワー +35%、攻撃力 +50、マナコスト25%減少のいずれかのユニークなステータスボーナスも持っています。(こちらは変更の可能性があります)
たとえば、上記の画像はショップに並んだ「選ばれし者」のガレンです。このガレンは、ヴァンガードの「選ばれし者」です(「選ばれし者」はオリジンかクラスのいずれかの特性になります)。このガレンを購入するとすぐに★★になり、体力が700(体力+200とボーナスの体力+500の合計)増加して、自らにヴァンガードのボーナスを付与するので、ヴァンガード2体分としてカウントされるため、ヴァンガード4体の特性を発動しやすくなります!
ただし、「選ばれし者」のチャンピオンを1体購入すると、それ以降は「選ばれし者」のチャンピオンがショップに登場しなくなります。つまり、一度に1体しか所有できないのです!もし所有している「選ばれし者」を売却すれば、再び「選ばれし者」がショップに並ぶようになります。そのため、すぐに「選ばれし者」を購入して早めに方向性を決めてしまうのか、終盤まで購入を控えて柔軟に対応できるようにするかの、難しい選択を迫られることになります。ボーナスステータスが大いに役立つ4コストか5コストの「選ばれし者」が来るまで粘るべきか、それとも2コストか3コストで補助特性が役に立つものを早めに購入してしまうのか…
ここに真の難しさがあります。毎試合欲しい「選ばれし者」が手に入るとは限りません。特定のチャンピオンを手に入れるだけでも難しいのに、その時に適切な特性を持った「選ばれし者」を手に入れるのはほぼ不可能かもしれません。そこで、可能な選択肢を十分に考慮して、その時にあるユニットで最善のチーム作りの方法を考える必要があります。
次に、新たなチーム構成をいくつかご紹介します。
ウォーロード
この新セットを初めて試すときは、戦場で相手を圧倒できる強さが特徴のウォーロードがおすすめです。
ウォーロードのシナジーが発動すると、ウォーロードが戦闘に勝利するたびにウォーロードの体力とスペルパワーが増加します。さらにシナジー発動前に自身が参加していた戦闘の勝利分も増加します。このボーナスは最大5回が上限となっています。つまり、長く使えば使うほど、どんどん強力になっていくのです。詳しく見てみましょう。
- ウォーロードは追加で以下のステータスを獲得
- (3) 体力 150、スペルパワー 10
- (6) 体力 400、スペルパワー 25
- (9) 体力 600、スペルパワー 50
- 参加して勝利した戦闘の数に応じて、1回勝利するごとに体力とスペルパワーが以下の分だけ増加(最大5スタックまで)
- (3) 体力 30、スペルパワー 3
- (6) 体力 40、スペルパワー 5
- (9) 体力 80、スペルパワー 10
レベル7でのチーム構成の例 - ウォーロードx6、アサシンx2、エグゼンプラーx2、ニンジャx1
- ニダリー - (コスト1のウォーロード・シャープシューター)
- ガレン - (コスト1のウォーロード・ヴァンガード)
- ジャーヴァンⅣ - (コスト2のウォーロード・エグゼンプラー)
- パイク - (コスト2のカルティスト・アサシン)
- カタリナ - (コスト3のウォーロード・アサシン)(ウォーロードの「選ばれし者」)
- ケネン - (コスト3のニンジャ・エグゼンプラー)
- シン・ジャオ - (コスト3のウォーロード・デュエリスト)
このチーム構成では、カタリナが爆発的な瞬間火力で敵の後衛を攻撃するアサシンとしてメインのキャリーになります。アサシンボーナス(2)を発動させてスキルがクリティカル(!)になり、ウォーロードのボーナススペルパワーでとても強力になっていきます。パイクとケネンのCC(行動妨害効果)、ウォーロードによる強力な前衛、エグゼンプラーのシールドによってカタリナを長く生存させることで、彼女のスキルで大量のダメージを叩きだします!
ムーンライト
ムーンライトは「宿命」セットの中でもユニークな特性で、ワクワクする新しい何かを提供してくれるはずです。ムーンライトは3体で発動する特性で、全チャンピオンのコストは1か2になります。そのため、この特性は試合のかなり序盤から発動させることが可能です!また、この特性が発動すると、最もスターレベルが低いユニット1体のスターレベルが1増加します(同じスターレベルのチャンピオンが複数いた場合は、アイテムが最も多いチャンピオンのレベルが増加します)。つまり、★★のダイアナ、★★のリサンドラ、★のサイラスがいた場合、戦闘開始時にサイラスが★★になります!この特性を使えば、かなり序盤から★★★のチャンピオンを作ることができるようになります。
ただし、面白いのはここからです。ムーンライトチャンピオンが3体で、すべて★★★だった場合はどうなるのでしょうか?「★★★★のチャンピオンになるべきだ」と言う人もいるでしょう…それがその通りになります!
ムーンライトの特性を利用すれば、TFT初の★★★★のチャンピオンが作成可能になります。とても強力なチャンピオンで、チームを大いにキャリーしてくれる可能性を秘めています。コスト4の★★★ほど強くはありませんが、かなりのパンチ力となっています!
レベル6でのチーム構成の例 - ムーンライトx3、ウォーロードx3、アサシンx2、ブローラーx2、ダズラーx2
- ダイアナ- (コスト1のムーンライト・アサシン)
- リサンドラ - (コスト1のムーンライト・ダズラー)(ダズラーの「選ばれし者」)
- ガレン - (コスト1のウォーロード・ヴァンガード)
- サイラス - (コスト2のムーンライト・ブローラー)
- ヴァイ - (コスト2のウォーロード・ブローラー)
- カタリナ - (コスト3のウォーロード・アサシン)
ムーンライトの特性は★★にしてプレイしても十分ですが、リロールを続けて★★★★のドリームチーム構成を追い求めるのもアリです。この例ではそれを行っており、「ヘクステック・ガンブレード」とアサシンx2でダイアナをキャリーにして、彼女のスペルダメージを最大化させています。リサンドラは前衛をモレロノミコンの力で回復阻害し、強力なバックアップを行ってくれます。これによって敵の前衛と後衛の両方を同時に攻撃できます。
カルティスト
カルティストも「宿命」の特徴的なオリジンのひとつであり、全特性の中で最も数が多く、8体のチャンピオンが存在します!面白いことに、この特性はカルティストチャンピオン自体には何のパワーを与えません。その代わりに、カルティストは「大魔王ガリオ」を召喚します!カルティストの数が増えるほど、ガリオのパワーも増加します。
- (3): 暴君ガリオ
- (6): 魔王ガリオ
- (9): 大魔王ガリオ
レベルが上がるごとに、ガリオのステータスとスキルが大幅に強化されます。大魔王ガリオは体力7000以上、攻撃力600以上の完全なる化け物です!暴君ガリオでも、体力1800で強力な範囲効果スタンを与えるので、勝利に大きく貢献できます。
レベル7でのチーム構成の例 - カルティストx6、デュエリストx2、ヴァンガードx2
- エリス - (コスト1のカルティスト・エグゼンプラー)
- ツイステッド・フェイト - (コスト1のカルティスト・メイジ)
- パイク - (コスト2のカルティスト・アサシン)
- スレッシュ - (コスト2のファントム・ヴァンガード)
- イブリン - (コスト3のカルティスト・シェイド)
- カリスタ - (コスト3のカルティスト・デュエリスト)(デュエリストの「選ばれし者」)
- エイトロックス - (コスト4のカルティスト・ヴァンガード)
このチーム構成は、デュエリストを発動することでカリスタをメインのキャリーとして採用しています。また、「グインソー・レイジブレード」と「スタティック・シヴ」を持たせることで彼女に大きなパワーを与えられます。さらに、エイトロックスのスキルで敵を集めることにより、ガリオ出現時の強烈な落下攻撃を最大限に活かします。とてもバランスの取れたチーム構成で、特に強力な前衛のタンクを突破する際に効果的です。
今回はここまで
今回紹介したのは「TFT:宿命」のほんの一部にすぎません。次のセットで登場する他のユニークな特性やチャンピオンをお楽しみに。まもなくPBEに登場しますので、その際はさっそく色々と試してみてくださいね!