TFT:インクボーン フェーブル - ゲームプレイ概要

いざ、絵巻に綴られた新たな冒険の舞台へ。コンバージェンスに新登場する特性とチャンピオンたちの一部をご紹介しましょう!

神話と現実が交差するこの世界では、数多の物語が紡がれ、一攫千金の機会が生まれ、そして…あなたの運命が表出してきます。チャンピオンの顔ぶれが完全刷新される「インクボーン フェーブル」では、ルーンテラ初登場の新ユニット、アルーンとコブコ(TFTオリジナルのヨードル)の2体がLoLユニバースにデビュー。新たな冒険の幕は3月21日、パッチ14.6と共に上がります!それでは、早速内容を見ていきましょう。最初はみんな大好きだったあの特性から。

フォーチュン(3/5/7)

    • コブコ(1ゴールド、ブローラー)
    • ティーモ(2ゴールド、トリックショット)
    • トリスターナ(3ゴールド、デュエリスト)
    • ゾーイ(3ゴールド、アルカニスト、ストーリーウィーバー)
    • アニー(4ゴールド、インヴォーカー)

    「宿命」セットで大人気だったエコノミー特性が、少し進化を遂げて復活です。戦闘に敗北すると「幸運」を獲得し、勝利すると貯めていた幸運が報酬に変換されます。また「幸運」の獲得量は連敗を重ねるほど上昇していきます。

    (3)サイコロを投げる:出目と同じ回数の戦闘ラウンドが終了すると「フェスティバル」を開催する。フェスティバルでは「幸運」を追加で獲得でき、その後報酬に変換するか、そのまま次回のフェスティバルまでキープするかを選択できる。

    (5)PvPラウンドの開始時にプレイヤー体力を2回復する。

    (7)フェスティバル後、または戦闘勝利後に追加のサイコロを投げる。

    幸運は貯めるほどキャッシュアウトが豪華になります。最初の報酬は数ゴールドでも、最終的には素材アイテム全種1個ずつ + チャンピオン複製器2個 +α、あるいは凄まじくクレイジーな報酬も!

    プレイテストチームも「己の強運を信じ続けよう!」と言っていましたから、毎回全力プッシュが良さそうです。

    *注:プレイテストチームでは終盤戦構成の性能検証のため、よく「プレイヤー不死」オプションを有効化しています。

    イグゾルテッド(3/5)

      • ほとんどのチャンピオン(xゴールド、イグゾルテッド)

      フレックスなプレイスタイルはお好きですか?答えがイエスだったら、イグゾルテッドはかなりおすすめです。イグゾルテッドは毎試合異なるチャンピオンたちに付与される(各チャンピオンが元々持つ特性に追加で付与される)オリジン特性で、組み合わせ総数は50以上になります。ただし、元々3つの特性を持っているユニットがイグゾルテッドに選ばれることはありません。

      イグゾルテッド特性はまず、プレイヤーレベルに応じたボーナスをチーム全体に付与します。またイグゾルテッドユニットは戦闘後に「ソウルコア」に経験値を蓄えます。このコアは売却することで経験値に変換できます。

      ヒント:イグゾルテッド特性をプレイする時はチームプランナーを活用しましょう。レベルを早めに上げていきたい特性なので、終盤戦の構成は早めに確認しておくことを推奨します。

      ヘブンリー(2/3/4/5/6/7)

      ヘブンリーはユニットごとに異なる追加ステータスを付与する特性です。追加ステータスの数値は★レベルに応じて上昇し、ヘブンリーユニットに対してはさらに上昇します(つまりリロール構成の強化にも、多人数発動構成でも有効です)。ユニットと追加ステータスの一覧は次の通りです:

      • カ=ジックス(1ゴールド、リーパー) - ボーナス:クリティカル率
      • マルファイト(1ゴールド、ベヒーモス) - ボーナス:物理防御&魔法防御
      • ニーコ(2ゴールド、ミシック、アルカニスト) - ボーナス:体力
      • キヤナ(2ゴールド、デュエリスト) - ボーナス:攻撃力
      • ソラカ(3ゴールド、アルトゥリスト) - ボーナス:魔力
      • ウーコン(5ゴールド、美猴王、セージ) - ボーナス:攻撃速度
      • ヘブンリーの紋章 - ボーナス:オムニヴァンプ

      ヘブンリーは「ドラゴンランド」のギルドに似た特性ですが、リロールとの相性が高くなっています。物理攻撃系構成ならキヤナ、魔力系構成ならソラカ、そして攻撃速度上昇なら(我らが偉大なる)ウーコンと、チームのニーズに合わせて組み込むユニットを選びましょう。一途にヘブンリーの上位ティアを目指すと(ヘリコプターニーコは可愛いですから仕方がないですね)せっかくの増加ステータスが無駄になるのでは?と心配になるかもしれませんがご安心を。大半のヘブンリーユニットは複数ステータスでスケールするのでちゃんと活用できます。なお、ヘブンリーの紋章を手に入れた時は、★★★チャンピオンに優先して装備させ、オムニヴァンプのボーナス効果を最大化しましょう。

      アンブラル(2/4/6/8)

        • ダリウス(1ゴールド、デュエリスト)
        • ヨリック(2ゴールド、ベヒーモス)
        • ヨネ(3ゴールド、リーパー)
        • アルーン(3ゴールド、インヴォーカー)
        • サイラス(4ゴールド、ブルーザー)
        • セト(5ゴールド、フェイト、ワーデン)

        アンブラルを発動させると複数のマスが月光に照らされ、戦闘開始時にそこに配置されていたユニットにシールドが付与されます。また月光に照らされたマスに配置されたアンブラルユニットは体力の低い敵にとどめを刺します。アンブラル(6)ではボード全体が月光に照らされるようになり、アンブラル(8)ではアンブラル特性でとどめを刺した際に一定確率で戦利品がドロップするようになります。

        磁器(2/4/6)

          • ラックス(2ゴールド、アルカニスト)
          • アムム(3ゴールド、ワーデン)
          • アッシュ(4ゴールド、スナイパー)
          • リサンドラ(5ゴールド、アルカニスト)

          ティーポットが音を立て始めると、磁器ユニットは攻撃速度と耐久性が上昇します。…磁器の耐久性が上がる?どうやら私が子供のころに壊したティーセットとはずいぶん違うようですね。後衛/前衛コンボとしてはアッシュとアムムが便利で、回復効果のあるお茶(涙?)が特徴のアムムは前衛用アイテム(状況によっては魔力系アイテムも)を持たせるのにうってつけですし、アッシュのほうは弓と剣を有効活用して敵に強烈な矢を降り注がせてくれます。

          ストーリーウィーバー(3/5/7/9)

            • ガレン(1ゴールド、ワーデン)
            • シヴィア(1ゴールド、トリックショット)
            • リヴェン(2ゴールド、アルトゥリスト、ブルーザー)
            • ザイラ(2ゴールド、セージ)
            • ゾーイ(3ゴールド、アルカニスト、フォーチュン)
            • ガリオ(4ゴールド、ブルーザー)
            • イレリア(5ゴールド、デュエリスト)

            ストーリーウィーバーは「インクボーン フェーブル」の召喚特性で、プレイヤーは物語の主人公ケイルに自分だけの物語を付与していきます。献身を続けて、ケイルに支援効果や戦闘時効果を付与し、最終的に「聖なる上昇」を実現しましょう。また、ケイルは強化できるだけでなく、出しているだけでチーム全体の体力(固定値)も上昇させます。

            フェイト(3/5/7)

              • アーリ(1ゴールド、アルカニスト)
              • ヤスオ(1ゴールド、デュエリスト)
              • キンドレッド(2ゴールド、ドライアド、リーパー)
              • アフェリオス(3ゴールド、スナイパー)
              • スレッシュ(3ゴールド、ベヒーモス)
              • シンドラ(4ゴールド、アルカニスト)
              • セト(5ゴールド、アンブラル、ワーデン)

              「インクボーン フェーブル」では、TFTのゲームプレイの幅を広げてる要素をいくつか追加しています。たとえばタム・ケンチの釣りミニゲーム、そして「フェイト」のマッチングゲーム(最適な相性の組み合わせを探る遊び)です。特性の発動中は、フェイト1体をもう1体のフェイトユニットの上にドロップすることで、「フェイトのペア」を作り、「フェイトのボーナス」を発動できます。このボーナスは特性の発動ティアが上がるほど強力になり、ボーナスの適用範囲が全フェイトユニットに広がります。多人数発動時には友情パワーでみんながパワーアップできるわけです。さて、誰と誰をくっつけましょうか?

              何を求め、どう組み合わせるかは腕の見せどころ。たとえばアフェリオスとセトを組み合わせると、アフェリオスのダメージ増加とセトのオムニヴァンプの両方が発動します。チームのニーズに合わせて最適な組み合わせを見つけ出す…まさに汎用性ここに極まれり!という感じですね。

              レジェンダリーユニット

              「インクボーン フェーブル」のレジェンダリーユニットはその名の通り伝説的(レジェンダリー)。この新しい世界で、各チャンピオンが持つファンタジー(チャンピオンが想起させるテーマやイメージ)を存分に発揮してくれます。具体例は以下の通りです!

              ウディア :スピリットウォーカー、ベヒーモス、墨影

              今回のウディアはまさにレイドボス。彼のレジェンダリー特性「スピリットウォーカー」は、倒されたときに復活し、内なる怒りを解き放って体力を回復し、オムニヴァンプを獲得し、さらにスキルを「雄羊の突撃」から「虎の猛攻」に変化させる効果を持ちます。各スキルの効果は次のようになっています。

              「雄羊の突撃」は発動時にシールドを付与し、現在対象としている敵を通り抜けるように突撃し、最も近くにいる敵を掴んで地面に叩きつけ、周囲に範囲魔法ダメージを与えます。まるでWWE(超エキサイティングなプロレス)ですね!

              そして戦闘中にウディアの体力が50%になると、スキルが「虎の猛攻」に変化します。「虎の猛攻」ではウディアの攻撃速度が大幅上昇し、さらに通常攻撃が強化され、周囲の敵に連鎖する魔法ダメージを与えるようになります。

              2つのスキルを切り替えて戦う彼は、強力なCCを持つ前衛タンクとしてはもちろん、ブルーザーキャリーとして活躍させることも可能です。その場合は早めに倒される配置にし、できるだけ早く火力を出せるようにするのが良いでしょう。

              ザヤ&ラカン:ラヴァー、龍王、トリックショット/アルトゥリスト

              ザヤ&ラカンは、ふたりでひとつの5コストユニットとして登場します。レジェンダリー特性「ラヴァー」は、ユニットの配置場所に応じて戦闘参加チャンピオンを切り替える効果です。前衛2列ならば、アルトゥリスト特性を持つラカンが登場。アルトゥリスト特性が発動している場合は、アルトゥリストの与ダメージの一定割合が最も体力の低い味方の体力を回復します。そして後衛2列でも再びラカンが…というのは冗談で、ザヤが登場します。彼女のほうはトリックショット特性を持ち、発動中は同特性を持つユニットのスキルが跳ね返るようになります(跳ね返り時の効果は低下)。

              ザヤとラカンの切り替えは大事な選択ですから、チーム構成に必要な特性、チャンピオンの好み、そして各スキルとチームの相性をよく考えて選んでください。両名のスキル効果は以下の通りです:

              前衛ではラカンが「華麗なる登場」を使って敵に突撃し、命中した敵の数に応じてシールドを獲得して元の位置に戻り、さらにザヤを応援に呼び、ザヤは攻撃が命中した敵に魔法ダメージを与えます。その後数秒間、「華麗なる登場」を受けた敵を攻撃した味方が与ダメージの一定割合だけ体力を回復します。すでに強力な後衛が揃っていて、敵への行動妨害と後衛の体力回復に専念したい場合はラカンが良いでしょう。

              後衛に配置した時はザヤがスキル「フェザーズフライ!」を使用して空中に飛び上がり、最も近くにいる敵数体に枚の羽根を投げ、それぞれの羽が物理ダメージを与えます。着地すると羽をすべて呼び戻し、命中した敵にもう一度ダメージを与えます。一方、待機中のラカンは味方に羽を投げます。この羽は対象を回復させるのでご心配なく!相性の良いアイテム(攻撃力、攻撃速度)が揃っていて、チームに火力が必要な時にはザヤを後衛に配置してみましょう。彼女がスキルを放つ時は「フェザーズフライ!」と一緒に叫ぶのをお忘れなく!

              なおスキルの発動時には、ベンチ側のパートナーも支援しますが、この支援にも特性の効果は適用されます。たとえば、トリックショット発動中はラカンの回復の羽も跳ね返ります。

              ウーコン:美猴王、ヘブンリー、セージ

              続いて紹介するのは、我らが美猴王…ウーコンです。扱いやすい特性が揃っているので、構成を問わず柔軟に起用できるでしょう。しかも、スキル「伝説の戦技」は三段構えのセルフウォンボコンボです:

              一段目:如意棒を投げて現在対象としている敵に物理ダメージを与え、スタンさせる。

              二段目:ウーコンが回転し、周囲の敵に物理ダメージを与える。

              三段目:範囲内の直線上で最も敵の数が多い方向にダッシュする。その後、如意棒を叩きつけて命中した敵に物理ダメージを与える。

              そして忘れてはならないのが、ウーコンのレジェンダリー特性「美猴王」の効果です。この特性はスキル発動3回ごとに如意棒を伸ばし、スキルの射程や攻撃範囲を広げます。

              セト:フェイト、アンブラル、ワーデン

              「宿命」時代のセトはひたすら体幹──長寿と健康生活に欠かせない筋肉群──を鍛えていました。しかし、今のセトはどうやら下半身集中ルーティン中のようです。…ふと思ったんですが、セトが全身のワークアウトを終えるのにあと何セット必要なんでしょうね?

              えっと、話題を変えましょうか!セトのスキル「光と影」には自動効果と発動効果があります。自動効果は、セトが戦闘開始時に横列上の隣接ユニットを担いでスクワットするというもので、セトは持ち上げた味方の体力1000ごとに追加攻撃力を獲得します。

              そして上昇した攻撃力はスキルの発動効果で活かされます。スキルを発動すると、セトは現在対象としている敵を前方に叩きつけてスタンさせ、さらに周囲2.5マスの範囲に対して、対象の最大体力割合の物理ダメージを与えます。このとき、最初に攻撃対象としていたユニットには追加物理ダメージが入ります。

              そして運動強度の高いワークアウトでは、スポッター(トレーニングの補助役)が欠かせません。忘れずに運命を発動させてセトのボーナスであるオムニヴァンプを獲得しましょう。前衛タンク/ダメージ源/CCモンスターにはもってこいの効果ですからね。

              イレリア:デュエリスト、ストーリーウィーバー

              イレリアの開発については、先のDev Dropでも紹介しているので、概要についてはぜひこちらをチェックしてみてください。動画では知らない単語を検索するのは決して恥じゃないことも学べます(?)。

              続いてはスキルについて。イレリアの「飛剣の舞」は自動効果と発動効果の2要素で構成されており、自動効果の「刃の舞」は彼女の通常攻撃を飛刃に変化させます。この飛刃は敵を次々と攻撃して物理ダメージを与え、さらに分解を付与します。

              発動効果「刃嵐斬」は飛刃を素早く操り、最も体力の少ない敵3体を攻撃します。

              さらに、イレリアは追加攻撃速度の一部を攻撃力と飛刃の移動速度に変換するため、攻撃速度系アイテムと特に相性良好です。また敵ユニットを次々と攻撃していくため、レッドバフやガードブレーカーのようなデバフ付与アイテムを装備させるのも良いでしょう。飛刃が敵を次々と攻撃し、さらに分解(物理防御低下)を付与していくイレリアは、どんな物理攻撃系チーム構成にも組み込める汎用性を発揮してくれるはずです。

              リサンドラ:アルカニスト、磁器

              リサンドラは魔力系キャスターです。スキル「ティータイム」は現在対象としている敵をティーポットに浸してスタンさせ、お茶の「蒸し時間」が終わるまでダメージを与え続けます。この時間中に対象をキルするとリサンドラは対象に魔法をかけ、対象の装備アイテムに由来するランダムな素材アイテム1個または対象の価値相当のゴールドに変化させます。「蒸し時間」が終わった場合はユニット数が最も多い集団に向かって熱々のティーポットを投げつけ、命中したすべての敵に魔法ダメージを与えます。

              リサンドラの望みは盛大なお茶会を続けること。このため敵が残り1体になった場合は、スキルの対象を即座にキルします。「お茶のおかわりどうですか?」は「帰れ」のサインというわけです。


              いかがだったでしょうか。「インクボーン フェーブル」関連のコンテンツは公式・コンテンツクリエイターの皆さんの両方からどんどん登場予定です。PBEもありますし、対戦待ち中に今後公開されていく記事を読むのもオススメですよ。3月21日のパッチ14.6リリースをどうぞお楽しみに!