「チームファイト タクティクス」モバイル版の最新情報
モバイル版「チームファイト タクティクス」の一般リリース予定は3月ですが、一部地域の方は少しだけ早くプレイできることになりました。
これから数週間かけて、一部の国を対象にクローズドベータテストを行います。なので、もしあなたの友達や家族、ペットがスマートフォンデバイスでTFTをプレイしているのを見かけても驚かないでください。きっと皆さんベータテスト対象の国でプレイしているのでしょう。なおベータの期間については数週間ですが、さらに伸びる可能性もあります。とはいえ今年の初めにお伝えしたとおり、まず3月に最初の設定した地域に向けてモバイル版を解禁する、という予定に変更はありません。 一般リリースに関する詳細は、また後日お知らせできるかと思います。
ちなみに、もしAndroidデバイスをお使いの場合、まだ Google Play ストアから事前登録が可能です。またiOSデバイスでプレイする予定であれば、こちらにサインアップしていただくと最新情報が届くようになります。
モバイル版へのアプローチについて
「チームファイト タクティクス」は、ほとんどの国でクロスプラットフォームに対応し、自分の持ち物やゲームのプログレッション、そしてランクはすべて共有されます。そのため、PC版とモバイル版でTFTのゲーム感覚を統一することはとても重要です。プレイするデバイスによって実際のゲーム体験は多少変化したとしても、有利不利が発生してはならないでしょう。
また、TFTを普段と違うデバイスでプレイする時でも、操作は直感的で分かりやすくなくてはいけません。時と場所に応じて、柔軟に機種を切り替えて遊んでいただけるようにデザインすることが大事だと考えています。
モバイル版PC版の大きな違いは?
試合の外でのゲーム体験
TFTのモバイル移植が決定した時、現在のLoLにおける「試合の外でのゲーム体験」がモバイル移植に向いていないことに、すぐ気がつきました。そこで私たちは「TFT」と「モバイルデバイス」、この2つに適するような新しいものを作ることにしました。その目的はただひとつ、「プレイヤーの皆さんが違和感なくTFTの試合ができるようになる」ことです。
そのための合理的なアプローチの一環として、TFTモバイル版のクライアントは最初からソーシャル機能(対戦ロビー、フレンド、招待機能)やランクシステム、プログレッションパス(バトルパスなど)といった機能が実装されています。機能面については、今後も定期的に追加していく予定です。
全体的なビジュアルスタイルについて
様々な要素をより分かりやすく、より使いやすくするために、ビジュアル面のスタイルに少し調整を施しました。できるだけPC版の雰囲気を損ねないようにする一方で、デザイン的により鮮やかで親しみやすくするなど、すでに完成されている部分にもさらに磨きをかけています。
ゲーム内アイテムとチャンピオンショップ
TFTのモバイル版には、タップ操作に最適化された独自のアイテム欄パネルが導入されています。PC版と同じ様に、このパネル上からアイテムをドラッグすることで、プレビューや装備、合成を行うことができます。
ゲーム中のチャンピオンショップについては、常に表示させておくとフィールドの表示に干渉してしまうため、ボタンで開閉できるように変更しました。ショップは各ラウンド開始時に自動で画面上部に開くようになっているため、売買しつつチャンピオンの配置も変えることができます。またフィールドの状況をより把握しやすくするため、ストアを開いている間は、ステージトラッカーにはフェーズの残り時間だけが表示されるようになります。
アピールについて
特にソフトウェアキーボードを開いた時など、ゲーム内チャットはスマートフォンの画面の広い範囲を塞いでしまいます。私たちとしては、まずゲームプレイの統一感を優先したいので、現段階でモバイル版はゲーム内チャットに対応していません。
「つまり、お気に入りのエモートを連打したり、シルバーウィングを鳴かせまくることのもできないの?」
…いいえ、そこはご心配なく。タッチスクリーン向けに新たに設計された「リトルレジェンド エモートメニュー」から、踊ったり挑発したりエモートを表示したりといった、様々なアピールができるようになっています。なお、ピンとエモートはPC版で設定したものが使用されます。
変わっていない部分は?
上記で触れなかった部分すべてです。ゲームプレイ、ゲームシステム、バランスアップデート、新セット、ランク戦——皆さんの愛してやまない要素は、みんなそのままです。私たちが特に重視しているのは「どこでプレイしても本物のゲーム体験が得られること」なのです。
終わりに
「チームファイト タクティクス」を文字通り皆さんのお手元にお届けできることをとてもうれしく思います。詳しいことはまた後日お知らせできるかと思いますが、このままテストがすべて順調に進めば、ひとまず3月中には一般リリースを迎えられるはずです。