「グリッチド アウト!」ゲームプレイ概要
まもなくミッドセットがやってきます!その名も…
日本時間3月23日に、次元の裂け目をくぐって14体の新チャンピオンがスパチュロポリスへやってきます。「リフトウォーカー」、「インフィニティーム」、そして邪悪なリトルレジェンド「究極脅威ウィスカー」──混沌に満ちたコンバージェンスでの戦いにより、スパチュロポリスは異常事態に陥っています!この記事では、新たな特性とユニットについて詳しくご紹介します。ミッドセットで登場するメカニクスについては、こちらの記事をご覧ください。
インフィニティーム
次元の裂け目の発生、そしてモンスター襲来の報道が飛び交う一方で、インフィニティームは先を見越して覆面調査官を派遣していました。彼女はピザ配達員のフリをして、スパチュロポリスに潜入していたようです。そして、その目的とは…手遅れになる前にこの時間軸を修復することです。
インフィニティーム:インフィニティームは別の時間軸に繋がるポータルを開くことができます。戦闘開始時、ポータル上に置かれていたユニットは異なる経歴、そして異なるアイテムを持った別バージョンの自分を召喚します。このコピーはオリジナルに比べて、体力と与えるダメージが少ないですが、これらは特性発動人数に応じて増加します。
特性発動人数が増えるほど、別時間軸のインフィニティームユニットは最大体力が増加し、より多くのアイテムを持って出現します!
未来からやって来るユニットは以下の通りです。
- ルシアン(ティア1):クイックドロー、反逆者
- パンテオン(ティア1):ハート
- シヴィア(ティア2):ショアショット
- シェン(ティア3):ディフェンダー、ハッカー
- ツイステッド・フェイト(ティア4):デュエリスト、スペルスリンガー
- エズリアル(ティア5):パラレル、ショアショット
インフィニティームはまさに最新と呼ぶに相応しい大規模特性です。なにせ、未来からやって来ましたから。この特性を使って勝利を掴むためには、どのチャンピオンをコピーするかが鍵となります。前衛を張れるユニットが2体しかいないので、シェンに防御系のアイテムを持たせて、この構成上の弱点を補強しましょう。ただこの場合、対戦相手に「シェンが2体?どうなってんだ!」と?ピンを出されることになるでしょう。また、別のハッカーとディフェンダーを構成に加え、シェンに敵の後衛へと跳んでもらえば、周囲の敵にタウント効果を付与し、他の味方が敵を一掃する時間を稼いでくれます。
もちろん、DPSの高いユニットが1体か2体いなければ、構成は完成しません。インフィニティームには、キャリー役に最適なツイステッド・フェイトとエズリアルがいます。エズリアルについては、後ほど詳しくお話しします。ここからは、時空を旅するカードマスターの手札を見ていきましょう。
ツイステッド・フェイト(ティア4):デュエリスト、インフィニティーム、スペルスリンガー
- 決着の時間だ!:ツイステッド・フェイトは基本となる複数のカード(スターレベルに応じて枚数が増加)に加えて、通常攻撃をするたびにカードを1枚ずつ引いていきます。3秒経過するとすべてのカードを投げ、1枚ごとにダメージを与えます。最後に投げられるレッドカードは、周囲にいるすべての敵にダメージを与えます。
- 戦略:ツイステッド・フェイトにはダメージ系のステータスが最適です。攻撃速度と魔力を高めれば、相手は降参するほかないでしょう。
- 賭けの支払い:彼のヒーローオーグメントの一つである「賭けの支払い」を使うと、最も強いツイステッド・フェイトがカードデッキを投げるたびに、1ゴールドをドロップするようになります。一定量のゴールドがドロップすると、ツイステッド・フェイトは素材アイテムを1個ドロップし、その後再び1ゴールドをドロップし始めます。
リフトウォーカー
リフトウォーカーは恐ろしい見た目かもしれませんが、実際はコンバージェンスの秩序を取り戻す方法、そして行方不明の仲間であるザックを探しているヒーロー集団です。
リフトウォーカー:リフトウォーカーは次元の狭間を開き、味方のザックを召喚することができます。このザックはリフトウォーカーのスターレベルに応じて強化されていきます。また、ザックは最も近くにいるリフトウォーカーの最後に記載されている特性を獲得できます。
ザックの召喚者、そして彼らがザックに付与する特性は以下の通りです。
- パイク(ティア2):ハッカー
- ヴェックス(ティア3):マスコット
- ジン(ティア4):反逆者
リフトウォーカーには紋章アイテムが用意されているので、これを使えばさらなる特性をザックに持たせることができます!また、リフトウォーカーは頼もしい新たな後衛キャリーを連れてきてくれました。彼を使って、反逆者を中心とした構成を強化しましょう。
ジン(ティア4):反逆者、リフトウォーカー
- 異世界のファンファーレ:自動効果 - ジンは常に毎秒0.8回の通常攻撃を行い、増加攻撃速度の一部が攻撃力に変換されます。毎回4発目では最も体力が少ない敵に貫通弾を発射し、直線上にいるすべての敵に物理ダメージを与えます。貫通弾は対象の減少体力に応じてダメージが増加しますが、対象を貫くたびにダメージが減少していきます。
- 戦略:後衛かつ反逆者の特性を持つジンは、前線のユニットよりも長く生き残れるので、反逆者のダメージ増加効果を存分に活かすことが可能です。体力が低下した敵にジンから逃げる術などありません。あらゆる攻撃力系アイテムをジンに預けましょう。
クイックドロー
この特性のチャンピオンたちには、見覚えがあるのではないかと思います。レコンはプレイヤーの満足度という点では下位の特性でしたが、ユニット自体はかなりの頻度でリロール構成に組み込まれていました。そこで、レコンの特性を削除しつつもユニットは残し、非リロール戦略で活用できるようにしました。
クイックドロー:スキルによる射撃2回ごとに、クイックドローは追加のスキル射撃を1回行います。追加射撃のダメージは、この特性の発動人数が多いほど増加していきます。
基本的にはメイジと同じですが、銃を使って2回射撃しないと、3回目の射撃は行えません。旧友たちと友情を結び直して、新たな旅路に乗り出しましょう。
- ルシアン(ティア1):インフィニティーム、反逆者
- エズリアル(ティア2):アンダーグラウンド、パラレル
- カイ=サ(ティア3):スターガーディアン
- ミス・フォーチュン(ティア4):エース、アニマ部隊
キャリーの入れ替え
「モンスターアタック!」のミッドセットでも、メンバーの入れ替えが行われます。今回は多くの特性で、コアとなるキャリーの交換を目指しました。それと同時に、一部の大規模特性をバラして、補助的に様々なチームに組み込めるようにしています。それらを踏まえて、誰が戦場を離れるのか、そしてどんな新人がやって来るのか見ていきましょう。
ワーウィック(ティア4):A.D.M.I.N.、ブローラー、レーザーコープ
- 変更理由:ワーウィックがソラカを素早く倒し、参戦を決めました。A.D.M.I.Nには非常に高い魔力を持つキャリーが2体いる状態だったのでソラカを削除する代わりにワーウィックを追加し、所持しているアイテムに関係なくこの特性を活用できるようにしました。
- 強化キルモード2.0:ワーウィックが咆哮を上げて「強化キルモード2.0」に突入すると、数秒間、通常攻撃によって自身の最大体力の一部を回復できるようになります。その後、ワーウィックは対象にスネア効果を付与し、連続で切りつけて物理ダメージを与えます。その間に対象がデスすると、ワーウィックは新たな対象に跳びかかって再び切りつけます!
- ワーウィックに「ブラッドサースター」と「巨人の誓い」を持たせて、A.D.M.I.N.の条件&効果を上手く組み合わせれば、年中無休24時間営業で戦い続けてくれることでしょう。
ガレン(ティア4):ディフェンダー、メカ:プライム
- 変更理由:ガレンのおかげで、修正するにはあまりにも遅すぎたセトのデザイン上のミスを正すことができました。セトはあまりにも万能すぎるが故に、苦悩していたユニットです。彼は非常に高い耐久力とダメージ性能を持ち、有り余る体力を活かして大幅に防御性能をスケーリング可能で、そのうえスキルに安定して攻撃力を反映することができました。ガレンはセトほどダメージ性能は高くありませんが、彼と同等の耐久力を持っており、一定範囲に行動妨害効果を与えることができます。
- 正義のプロトコル:ガレンが対象に剣を叩きつけ、対象および2マス以内にいる敵に物理ダメージを与えてスタンさせます。
- メカを超えた存在:範囲行動妨害効果とディフェンダーの特性を持つガレンは、様々な構成に補助として組み込めるでしょう。行動妨害効果を使って活躍した、セジュアニと同じような形になるのではないかと思います。また、ガレンのスキルはディフェンダーのタウント効果を活用したり、物理防御を高めて攻撃力特化の敵に対抗したりする上で、アイテム無しのセトのスキルよりも有用なはずです。
モルガナ(ティア3):脅威
- 魂の足枷:モルガナが最も近くにいる敵3体に闇の拘束を放ち、魔法ダメージを与えて対象を短時間スタンさせます。また、この攻撃を受けた敵に「分解」と「細断」を付与して、対象の物理防御と魔法防御の一部を大幅に低下させます。
- 分解&細断:真のネメシスであるモルガナは、前線に立って敵の前衛を崩すことができます。最も敵の数が多い前衛集団の近くに彼女を配置し、一気に敵を無力化しましょう。あとは悪役らしい笑い声を響かせるだけです。
エイトロックス(ティア4):脅威
- ソウルクラッシュ:エイトロックスは周囲の敵から魂を吸い取り、魔法ダメージを与えて最大体力が増加します。その後、戦闘終了まで悪魔の姿を解き放ち、スキルを「ダーキンブレード」に変化させます。
- ダーキンブレード:直線上に大剣を叩きつけ、命中したすべての敵に魔法ダメージを与えて、自身の体力を回復します。
- エグザックトリィ:リフトウォーカーたちが探している、長い間行方不明の仲間が抜けてしまったら、「モンスターアタック!」にモンスター級の体力スケーリング性能を持つユニットがいなくなってしまいます。ですがスライム状の友達と同様、エイトロックスも「ワーモグ アーマー」や「ガーゴイル ストーンプレート」を装備して最大体力を伸ばせば、大いに活躍することが可能です。
何だって?エズリアルが2体?
スパチュロポリスが大騒動に巻き込まれている間に、エズリアルは最も有能で、最もハンサムな人物…つまり過去の自分とチームを結成しました。
エズリアル(ティア5):インフィニティーム、パラレル、ショアショット
- 多次元エズリアリティー:エズリアルは時空の流れ乱して、別次元の自分を呼び出すことができます。別次元のエズリアルは、それぞれ最も敵の数が多い集団に向かって射撃し、敵を一掃します!
- パラレル:アンダーグラウンドのエズリアルのスキル「ライジングスペルフォース」は敵を貫通しませんが、パラレルの特性効果が有効になると、アルティメット エズリアルが彼にコツを教えて、直線上にいるすべての敵を攻撃できるようになります。また、パラレルの特性効果が有効になると、アルティメット エズリアルはハンサムな相棒の協力を得られるようになり、彼のスキルである「多次元エズリアリティー」発動時に、別の時間軸から複数のエズリアルを召喚することが可能です。
- どうやら…エズリアルをさらに増やせるようです!「チームは一人じゃ成り立たない」という格言はありますが、インフィニティームとパラレルを並行して利用すれば、エズリアルが3人になります。そして、真のエズリアルファンなら(みんなそうですよね?)、ルブランのオーグメント「鏡像」や「ウッドランド
チャーム」を手に入れて、エズリアル5人のチームを作りましょう!エズリアルに不可能なんてないのです。
ミッドセットでの柔軟性の改善
いくつかの特性において、特性発動人数の変更を行うとともに、チャンピオンの特性を調整して、ミッドセットではより柔軟性の高い多様な構成を作れるようにしました。
レーザーコープ:(3/6/9) >>> (3/5/7)
反逆者:(3/6) >>> (3/5/7)
ショアショット:(2/4)
>>>
(2/3/4/5)
より柔軟に特性を組み合わせられるようになったことで、皆さんがどんな戦略を見せてくれるのか、今からとても楽しみです!
紹介したい戦略はこの他にもまだありますが、あとはランク戦にてご自分で探し出してみてください。今回のミッドセットで導入されるアップデートや、新ヒーローオーグメントなどに関しては、こちらの記事をご覧ください。また、忙しいスケジュールのなかで日程を覚えておくのは難しいでしょうから、アーティストにお願いして以下のモックアップを作成してもらいました!