チームファイト タクティクス パッチノート11.13

今回はチャンピオン3体のミニリワーク、アーマリー関係の安定性改善、その他バランス調整などをお届けします。

祝!2周年!

TFTもついに2歳。これを祝してあなた(とみなさん)にリトルレジェンドを無料プレゼントします。もちろんお祝い以外に修正・変更も多数実施。アーマリーに試合展開を改善する修正を加えたほか、ケイル/ニダリー/トランドルにはミニリワークも。これらの大型変更はまとめて確認できるように以下画像にまとめました。これ以外にも細かなバランス調整も多数実施していますが、こちらは「小型変更」セクションにまとめたのでご覧ください。
Rodger "MinionsRpeople2" Caudill

ミッドパッチアップデート

2021年6月30日(太平洋標準時) バランス調整


悪鬼を強化、救われし者を弱体化。そのほか、中程度の影響力がある小規模な変更多数。
  • 悪鬼 - 攻撃速度:5/50/125% ⇒ 10/55/130%
  • 救われし者 - 増加魔力/物理防御/魔法防御:30/60/100 ⇒ 30/55/95
  • クレッド - 攻撃力:60 ⇒ 65
  • ポッピー - 戦闘開始時マナ:30/70 ⇒ 50/70
  • ケネン - 攻撃速度:0.65 ⇒ 0.7
  • ラックス - 最大マナ:40/70 ⇒ 40/80
  • ラックス - 「プリズムイルミネーション」のシールド量:125/200/400 ⇒ 120/180/360

2021年6月23日(太平洋標準時) バグ修正

  • 「ジャアクノミコン」が自動効果で対象を燃やすよう修正
  • 「デスブレード」を2つ装備すると、それぞれで本来の2倍の効果を得られる不具合を修正

パッチハイライト

TFT 2周年!

お祝い!誕生日!ケーキ!
  • 6月24日~7月7日の期間中にチームファイト タクティクスを1試合プレイした方全員に、「誕生日ケーキスピリット」を無料プレゼントします。

システム

アーマリー


アーマリーについては 前パッチでバリエーションを強化し、総合的には良い変更を出せたと考えています。ただし一方では、プレイヤー間で大きすぎる戦力差を生み出す要因になったとも感じられたため、今パッチでは全体的なプレイ体験の改善を目指して調整しました。

  • アーマリーに「磁力式除去装置」と「再合成装置」が出現しないよう変更
  • 完成アイテムx2 + 特殊アイテムx2のパターンを完成アイテムx4と入れ替え
  • 素材アイテムx2 + 特殊アイテム(ニーコが助ける、イカサマダイス、へら、影のへら)x2のパターンを、素材アイテムx2 + 完成アイテムx2と入れ替え
  • 4-2:アーマリー出現率増加
  • 4-2:特殊アイテム(ニーコが助ける、イカサマダイス、へら、影のへら)出現率大幅低下
  • 4-2:紋章出現率わずかに低下
  • 4-2:素材/完成アイテム出現率わずかに増加
  • 5-2:アーマリー出現率低下
  • 5-2:特殊アイテム出現率大幅低下
  • 5-2:紋章出現率わずかに低下
  • 5-2:完成アイテム出現率わずかに増加
  • 6-2/7-2:特殊アイテム(ニーコが助ける、イカサマダイス、へら、影のへら)および紋章出現率低下

大型変更

以下の変更内容は現在のメタに大きな影響を与えることが予想されます。

特性


スカーミッシャー(6)/(9)はパッチ11.11で失脚して以来低迷し続けている状態です。今回の変更は大型近接特性であるスカーミッシャーの「大型近接」なところを強調するものとなっています。
  • スカーミッシャー - シールド:最大体力の25/40/60%⇒最大体力の25/45/75%

チャンピオン:ティア1


クレッドは「タンクもできる短気なキャバリエ」であるべきチャンピオンですが、悪鬼構成ではほぼ特性要員で、★レベルが低くてもスペルを複数回タンクできるところが利点という状態でした。今パッチではクレッド本人と相棒スカールにバフを加えてリロール悪鬼構成の強さを底上げしつつ、序盤を★1~2悪鬼でしのいで素早くレベルを上げていく戦略ではあまり効果を発揮しないように配慮しています。
  • クレッド:騎乗中でも攻撃4回ごとに追加ダメージが発生するよう変更
  • クレッド - 攻撃速度::0.7⇒0.75
  • ポッピー - 最大マナ:40/80⇒30/70
  • ポッピー - 「バックラー投げ」ダメージ:150/250/350⇒150/250/400
  • ポッピー - 「バックラー投げ」シールド:250/350/450⇒250/375/525

チャンピオン:ティア2


筋骨隆々キャリーとなるべく設計されたトランドルですが、タンクすら一撃で屠るのは行き過ぎです。パッチ11.11で魔力の反映率を変更したのも、相手のステータスがどれほど高くても一発で倒していく魔力特化型トランドルへの対処でした。しかし視認性の低いバランス調整要因を変えるという手法は長期的視点から見れば望ましくないものでした。そこで今パッチではスペルのリワークに着手し、奪うステータスの比率を固定化(魔力無視)し、自身に適用する増加ステータスを増幅(魔力反映)するようにしました。
  • ケネン - 初期マナ:50/125⇒60/125
  • ケネン - 「疾風迅炎」ダメージ:150/200/250⇒150/225/350
  • トランドル - 「暴虐なる搾取」リワーク:攻撃対象としている敵の力を吸収し、対象の体力、物理防御、魔法防御、攻撃力を35%奪う。トランドルは8秒のあいだ奪ったステータスの100/130/200%(魔力反映)を自分のものとする
  • トランドル - 初期/最大マナ:0/60⇒30/80

チャンピオン:ティア3


ニダリーは「回避してクリティカル攻撃するぴょんぴょんネコ」というアイデンティティを活かせない状態が続いていました。このため本パッチでは「攻撃速度の高いぴょんぴょんネコ」という新しいアイデンティティを付与し、チーム構成における攻撃速度重視系キャリーとして活躍できるようにしました。ぜひグインソー レイジブレードやスタティック シヴなどのアイテムを装備させてみてください。一方、ヤスオは第4度熱傷クラスの火力を発揮しており、これはティア3チャンピオンとしては1度分やりすぎでした。
  • アッシュ - 「エンチャントアロー」ダメージ:300/400/600⇒300/450/750
  • ニダリー - 「クーガーの心」リワーク:クーガーに変身し、最も体力が低い敵の背後にジャンプする。クーガー形態中は回避率45%、攻撃速度40/50/75%を得る。また射程範囲は1マスになり、攻撃4回ごとに200/300/600の追加魔法ダメージを与える
  • ニダリー - 増加攻撃力:65⇒50
  • ヤスオ - 「火焔薙ぎ」ダメージ:300/400/750⇒250/350/700
  • ヤスオ - 「火焔薙ぎ」スタックごとの追加確定ダメージ:30/40/75⇒25/35/70

チャンピオン:ティア4


ライズと常闇のブルーバフの組み合わせは対戦相手をスタンさせ続ける無限コンボとなり、対戦相手を壊滅状態へと追いやっていました。対象1体に強烈なスタンを与える部分は残したいと考えていますが、拡散時に複数対象をスタンさせる部分についてはもう少し検証していきたいと思います。
  • ライズ - 攻撃速度:0.75⇒0.8
  • ライズ - 「ルーンプリズン」:拡散時のスタン効果時間が半分(0.75/1/2秒)になるよう変更。メイン対象に対するスタン効果時間は半減されない(1.5/2/4秒)

チャンピオン:ティア5


ケイルのミニリワークでは、TFT終盤戦最強キャリーの戦力上昇曲線を滑らかにすることを目指しました。今回の変更でラウンド前半のダメージはわずかに上昇しますが、「聖なる上昇」4段階目の範囲ダメージは低下し、ダメージ無効効果の間隔も長くなります。
  • ケイル - 体力:500⇒650
  • ケイル - 攻撃力:60⇒75
  • ケイル - 攻撃速度:1.0⇒1.1
  • ケイル - ダメージ無効化発動に必要な攻撃回数:10⇒15
  • ケイル - 「聖なる上昇」4段階目の範囲ダメージ:200/300/10000⇒80/125/4000

アイテム


生贄のインフィニティ エッジを装備したパンテオンやヴェル=コズが「命がけ」でスキルを使うことになっていた点を修正。また、エクリプス ケープの自身へのダメージをラウンド開始から8秒間に変更したことで装備者を回復しやすくなったため、「救急車ブランド」との相性が改善しています。
  • 生贄のインフィニティ エッジ - リワーク:自身へのダメージ発生タイミングを、クリティカルダメージ発生時毎回から、攻撃/スキル発動時に変更
  • 生贄のインフィニティ エッジ - ツールチップ更新:クリティカル率が75%上昇する(素材アイテムを含む)。クリティカル率が100%を超えた分は、クリティカル率1%あたり1%のクリティカルダメージに変換される。さらにクリティカルダメージが30%増加する。装備者が攻撃/スキル発動するたびに、装備者も最大体力の3%にあたる確定ダメージを受ける
  • アイオニック スパーク - ダメージ:対象のマナの200%⇒対象のマナの250%
  • エクリプス ケープ - 自身へのダメージ:ラウンド終了まで持続⇒戦闘開始から8秒間

小型変更

健やかな状態を保つには、小さな変化を継続的にたくさん取り入れる必要がある…これは人生でもTFTでも同じですね。ティーモが生み出す地獄の魂や、人間の性格もこうやって「スパイシーさ」を調整していくわけです。

特性


忘れ去られし者にはシャドウアイテム。いかに忘れ去れている彼らでも、これを忘れるのは存在意義にかかわります。
  • アボミネーション - 「死を喰らう者」攻撃力:100/150/200 ⇒ 100/140/180
  • アボミネーション - 「死を喰らう者」★レベルあたりの増加攻撃力:10/15/20 ⇒ 10/14/18
  • ドラゴンスレイヤー - ドラゴンスレイヤーの追加魔力:30/80/140 ⇒ 30/70/140
  • 忘れ去られし者 - 攻撃力&魔力:30/70/140 ⇒ 25/60/125
  • 忘れ去られし者 - シャドウアイテムごとの増加量:10%⇒15%
  • アイアンクラッド - 物理防御:40/90/180⇒35/85/170
  • ナイト - ブロック量:15/40/80⇒20/40/70
  • レギオン - 攻撃速度:25/60/110/180⇒25/60/110/195
  • レンジャー - 増加攻撃速度:70/180%⇒75/180%
  • 救われし者 - 魔力/物理防御/魔法防御:30/60/90⇒30/60/100
  • リニューワー - 体力&マナ回復量:3/6/10%⇒3/6/9%

チャンピオン:ティア1


プロダクトプレイスメントっていう広告手法をご存知ですか?スキル名に公開予定のNetflix番組名が入ってる気がするんですよね。
  • ジグス - 体力:500⇒450
  • ジグス - 「アーケインボム」ダメージ:250/350/450⇒250/375/525

チャンピオン:ティア2


  • ソラカ - マナコスト増加効果:35/35/50% ⇒ 35/35/35%
  • ヴァルス - 「聖なる矢雨」攻撃力反映率:150/160/180% ⇒ 150/155/165%

チャンピオン:ティア3


ザイラの「捕縛の根」は当たりそうな相手にも当たらない時がありました。今回の変更で命中範囲が僅かに広がったので、今後はしっかりスタンさせてくれるでしょう。種も追肥も不要です。
  • カタリナ - 「凶兆の刃」メイン対象へのダメージ:200/250/420⇒180/250/420
  • カタリナ - 「凶兆の刃」追加対象へのダメージ:100/125/210⇒90/125/210
  • リー・シン - 「縛脚」ダメージ:250/350/750⇒250/350/700
  • ラックス - 「プリズムイルミネーション」シールド:150/225/400⇒125/200/400
  • ザイラ - 「捕縛の根」:命中範囲を僅かに増加

チャンピオン:ティア4


  • アフェリオス - 「闇の祈り」基本ダメージ:100/150/300⇒125/150/300
  • ジャックス - 攻撃速度:0.85⇒0.9
  • カルマ - 「魂の劫火」ダメージ:240/300/700⇒225/280/700
  • レル - 「鋼の絆/排撃」シールド:350/500/3000⇒300/450/3000
  • タリック - 初期マナ:100/200⇒120/200

チャンピオン:ティア5


  • ティーモ - 「残虐なるティーモ」地獄の魂ダメージ:140/175/666⇒130/160/666
  • ボリベア - 初期マナ:100/200⇒110/200

アイテム


  • 不滅の大悪魔の杖 - マナ比率:400%⇒350%
  • ジャイアント スレイヤー - 最大体力のしきい値:1750⇒1650
  • ジャイアント スレイヤー - ダメージ増加量:80%⇒75%
  • リデンプション - 範囲ダメージ軽減効果::30%⇒25%
  • 銀のルナリのロケット - 物理防御&魔法防御:70⇒60

バグ修正

  • アサシン(8)完成時にアサシン特性のボーナスが無効化されていたバグを修正
  • ウルフ、デイジー、ハイマーディンガーのタレット、ジ=ロット・ポータルのヴォイドスポーンの基本クリティカルダメージ倍率が正しく130%になるよう修正
  • シャドウ素材アイテムに再合成装置を使用した際、同じ素材アイテムを返すことがあった不具合を修正
  • ラウンド進行中にエクリプス ケープを装備させた場合でも自身へのダメージが正しく発生するように修正
  • キンドレッドのスキル影響下で復活効果(ガーディアンエンジェル、レヴェナント特性)が発動しないよう修正
  • イカサマダイスでショップにティーモが出現した際、コスト(体力)が正しく表示されるよう修正