チームファイト タクティクス パッチノート11.19
パッチ11.19では引き続きバランス調整を行い、パワー不足でプレイされてないチーム構成を強化しています!
今誰かWorldsパッチって言いました?
パッチ11.19は不遇/プレイ率の低い構成へのバフ(強化)三昧です。それ以外ではメタの整理を目的とした小規模なバランス調整が入っています。なお、先週の11.18ミッドパッチアップデートでは影響の大きな変更がいくつか入っているので、そちらもお見逃しなく。また今回がWorlds採用パッチとなるため、変更の影響度は継続的に監視していきます(ついに入ったドレイヴンとトリスターナのミニリワークは特に)。
Rodger "MinionsRpeople2" Caudill
パッチハイライト
システム
システムは変わりゆく。変わらないのは私の気持ちだけ。
特性の書
特性の書は時に強烈なインパクトを生み出してくれますが、その影響力に大して出現頻度がやや高すぎました。
- このため、金色オーブから特性の書がドロップする確率を約40%減少させています。
神々の祝福
再合成装置が2個ドロップするパターンは意図したほど「祝福」になっていませんでした。そこでこのパターンを削除し、今後も…ちょっと、今くしゃみしたの誰ですか?
- 神々の祝福から再合成装置2個 + 5ゴールドのパターンを削除
大型変更
猪突猛進の大型変更です。
特性
レベル6時点におけるスカーミッシャー(6)の強さを調整するのは難しく、レベル6で発動した時点では強力であるものの、その後は弱い部類になってしまっていました。そこで今回はスカーミッシャー(6)が持つ序盤の強さを残しつつ、中盤の活躍時間帯も伸ばせるようなテコ入れを実施しています。
- スカーミッシャー - シールドの最大体力反映率:20/40/100% ⇒ 20/50/100%
チャンピオン:ティア2
トリスターナの安全に立ち回れるアサシンのような立ち回りは時にカウンター手段のない状況を生み出し、バランス調整が極めて困難なユニットとなっていました。セット屈指のOPチャンピオンから一点、どの時間帯にも活躍できない空気のような存在のままWorldsを迎えることはとても看過できません。そこで今回のパッチではスキルのリワーク(以下参照)を実施し、敵キャリーを狙って攻撃する要因を削除。盤上狭しと動き回って攻撃する悪鬼のイメージを反映したスキルに変更しました。いずれにしても、対戦相手はキャバリエ入れておけばよかった!と思うことでしょう。
戦闘に避けられないもの、それは生と死、そしてCC。とはいえスレッシュは長期間「解き放たれ」すぎていたので、1ラウンドに何度も安定してスキルを発動できないよう弱体化することとしました。
- [リワーク]トリスターナ - 「ロケットジャンプ」:敵から離れるようにジャンプし、その後4秒間、攻撃速度が増加する。
- トリスターナ - 射程距離:5 ⇒ 4
- トリスターナ - 攻撃力:60 ⇒ 65
- トリスターナ - 初期マナ:50/125 ⇒ 60/125
- スレッシュ - 最大マナ:40/80 ⇒ 80/120
チャンピオン:ティア3
- アッシュ - 攻撃力:60 ⇒ 70
チャンピオン:ティア4
開発チームではドレイヴンを活躍させるため色々な案を試し、一時はドレェェェェイヴンに改名しようとも考えたのですが、必要な「ェ」の数が特定できず、案はボツになりました。現在ドレイヴンが抱えている問題は「すべての問題を解決するにはアイテムが4つ必要」である点です。そこで今回の変更ではラストウィスパーの必要性を廃し、アイテム3つで活躍できるように変更しました。ただし今後は火力に特化したアイテムを重ねられるようになるので、火力を部分的に低下させてバランスを調整しています。これでも駄目なら…やはり名前に「ェ」を足すしかないでしょう。
- [新規追加]ドレイヴン - 対象の物理防御を50%無視する固有スキルを追加
- ドレイヴン - 攻撃力:95 ⇒ 80
- ドレイヴン - 「回転斬斧」ベースダメージ:150/225/900 ⇒ 125/200/700
- ドレイヴン - 「回転斬斧」追加ダメージの攻撃力反映率:170/180/400% ⇒ 140/150/400%
チャンピオン:ティア5
ハイマーディンガーにとって総合的にはバフとなる変更です。変更に際しては、アークエンジェルスタッフの有無で劇的な戦力差がつかなくなることを目指しました。…ヒラナの矛にもバフが入っているのはもうお伝えしましたっけ?
- ハイマーディンガー - 最大マナ:0/160 ⇒ 0/140
- ハイマーディンガー - タレットの攻撃力:125 ⇒ 100
アイテム
ジ=ロット系アイテムに重要変更です。主な留意点は、タウントの効果範囲が広くなっても、移動は強制しない点です。言い換えると、タウントされた時の位置から攻撃できるユニットだけがタウントを受け、攻撃が届かないユニットはタウントを無視する、ということです。
ヒラナの矛はセット5.5のリリース以来活躍できていませんでした。そこで今回の変更では、魔力系キャリーにとって有力な選択肢になるようレディアントボーナスを新たに追加しました。…ハイマーディンガーにもバフが入っているのはもうお伝えしましたっけ?
- ヒラナの矛:魔力+20のレディアントボーナスを新規追加
- ジ=ロット・ポータル - タウント範囲:2マス ⇒ 4マス
- ジ=ロット・ポータル:上手く配置するとアサシンをタウントできるようになりました
- ジ=ロット インビテーション - タウント範囲:2マス ⇒ 4マス
- ジ=ロット インビテーション:レディアント ヴォイドマザーを上手く配置するとアサシンをタウントできるようになりました
小型変更
小粒でもピリリと辛いかもしれません。
特性
我らがアンデッドマッチョマンに調整です。ひとりで敵を全滅させられないのは仕方ありませんが、せめて誰かは倒して欲しいですからね。特にアボミネーション4~5を発動させた時には。
- アボミネーション - 死を喰らう者のベース体力:900/1400/1900 ⇒ 900/1500/2000
- アボミネーション - 死を喰らう者の増加体力/★レベル:90/140/190 ⇒ 90/150/200
- 砲手 - 砲弾ダメージの攻撃力反映率:225/450/1200% ⇒ 225/475/1200%
チャンピオン:ティア1
- クレッド - 騎乗解除時の増加攻撃速度:70/80/100% ⇒ 70/80/110%
- レオナ - 「ソーラーバリア」ダメージ軽減:30/50/200 ⇒ 30/40/120
- ウディア - 「野生の本能」シールド:250/350/550 ⇒ 250/350/600
チャンピオン:ティア2
セトといえば見事な腹筋。ただし今回は腹筋だけじゃなく、敵の防御力もしっかり「カット」を出せるようにしました。
- セト - 「ヘイメイカー」物理防御低下量:20/25/30 ⇒ 20/25/40
- ソラカ - 「星の静寂」ダメージ:150/250/400 ⇒ 175/275/425
チャンピオン:ティア3
クーガーといえば鋭敏な狩人。その心意気を汲んで攻撃速度を5%上昇させました。
- ミス・フォーチュン - 初期マナ:0/70 ⇒ 20/70
- ニダリー - 「クーガーの心」増加攻撃速度:30/50/70% ⇒ 30/50/75%
- リヴェン - 「暁の剣」攻撃力増加率:90/100/110% ⇒ 90/100/115%
チャンピオン:ティア4
過去数パッチにわたりバフを受けているカルマ。今回のバフでついに適正バランスに到達するでしょう。
- カルマ - 体力:700 ⇒ 750
- カルマ - 「魂の劫火」ダメージ:230/290/850 ⇒ 230/300/850
チャンピオン:ティア5
「勝利の栄光」特性によりダメージが増したガレン。リセット時の影響力がより大きく、分かりやすいものになっています。
- ガレン - 「勝利の栄光」でキル獲得後に発生する減少体力ダメージ反映率:50% ⇒ 60%
モバイル
チュートリアルのアップデート
モバイル版のチュートリアルがパッチ11.19でアップデートされます。新チュートリアルは内容固定(セットに関係なく同じ内容)で、よりシンプルに、より楽しくなっています。主な特徴は以下のとおりです。
- セット1の一部チャンピオンのみ登場
- 登場アイテムは一部のみ
- 新規特性「エグゼンプラー」(ノーブル特性に近いもの)があり、最大特性ボーナスでは巨大なデマーシアの象徴が天空から降臨する
- セット1の特性/チャンピオンの一部に独自の調整を実施
- 毎回1位を取れていたあの時代を思い出せる
タップ時の粒子エフェクト
車をロックした後、ちゃんとロックしたか不安になって念のためもう一度ロックしたけど音が鳴らない!ってこと、ありますよね。音が鳴ってくれれば確実にロックしたぞと安心できるのですが…。いやはや、操作に対するフィードバックって重要です。というわけで、モバイル版でのタップ操作にも「操作に対するフィードバック」を追加しました!
- 新しい粒子エフェクト:盤上タップ時、操作があったことを示す魔法の粒子エフェクトを表示するよう変更
バグ修正
- レンジャー特性のツールチップテキスト視認性を改善