チームファイト タクティクス パッチノート12.1
パッチ12.1では特性/チャンピオンへの小規模なバランス調整に加えて、オーグメント関係の微調整を実施しています!
来ましたね、新しい年、新しいアナタ!
もちろん古いアナタもちゃんと好きでしたけどね!でも変化はより良い姿への歩みでもありますから…パッチ12.1みたいに。というわけでパッチ12.1のリリースです。新年に向けて変更のボリュームはたっぷり。さっそく見ていきましょう!
Rodger "MinionsRpeople2" Caudill
パッチハイライト
大型変更
新年の抱負ぐらいでっかい変更です。
ヘクステック オーグメント
パッチ11.24で大きな変更を実施した特性関連オーグメントに細かな追加調整を実施しています。リンク先を読んで変更内容を思い出す時間はないなあ…というアナタ。そりゃそうです!というわけで要約してみました。前回は特性関連オーグメントの価値を高めるため、特性系オーグメントにチャンピオン/ゴールド/紋章(つまり任意のチャンピオンに装備可能)などを追加付与しました。そして今回の変更では前回の変更内容を調整して各オーグメントの安定性を高めつつ、活躍しすぎているオーグメントのバランスも調整しています。今回の例でいえば、ミュータントのクレストやプロテクターの心ですね。
心/クレスト系オーグメントに対する多数の変更以外の面では、強いオーグメントと弱いオーグメントの差を縮める調整を継続的に実施していきます。この他には生涯学習がリワークされ、戦闘結果にかかわらず魔力が上昇するようになっています。スカラー構成は一層…コホン、私のように、コホン…知的になるでしょう。
- アルカニストの心:スウェインx1の付与を追加
- チャレンジャーの心 - 付与チャンピオン:ワーウィック ⇒ クイン
- プロテクターの心:ブリッツクランクx1の付与を廃止
- スカラーの心 - 付与チャンピオン:リサンドラ ⇒ ザイラ
- スクラップの心 - 付与チャンピオン:エコー ⇒ ブリッツクランク
- ツインショットの心 - 付与チャンピオン:グレイブス ⇒ コグ=マウ
- アサシンのクレスト - 付与チャンピオン:エコー ⇒ タロン
- アルカニストのクレスト - 付与チャンピオン:ツイステッド・フェイト ⇒ スウェイン
- チャレンジャーのクレスト - 付与チャンピオン:ワーウィック ⇒ クイン
- ケミテックのクレスト - 付与チャンピオン:ザック ⇒ ワーウィック
- インペリアルのクレスト - 付与チャンピオン:タロン ⇒ スウェイン
- ミュータントのクレスト:コグ=マウx1の付与を廃止
- スクラップのクレスト - 付与チャンピオン:エコー ⇒ ブリッツクランク
- アーデント センサー(エンチャンター) - 追加攻撃速度:40% ⇒ 50%
- アセンション - 15秒後のダメージ増幅量:65% ⇒ 50%
- サイバネティック インプラント - アイテム装備ユニットの体力増加量:200/300/400 ⇒ 150/250/350
- デュエット - 増加体力:500 ⇒ 400
- 生涯学習(スカラー) - リワーク:戦闘を終えるごとに魔力+2、生存していた場合はさらに魔力+2の効果へ変更
- 即席アーマー - 増加物理/魔法防御:30/45/60 ⇒ 35/55/75
- ポータブル フォージ:「デス ディファイアンス」にオムニヴァンプ20%を追加
- スペル ブレード - スキル発動後の強化通常攻撃の魔力反映率:200% ⇒ 225%
- 瞬身護法 - 発動中の特性ごとの増加攻撃力/魔力:3/4/5 ⇒ 2/3/5
- サンファイア ボード - 最大体力に対する炎上ダメージ率:20% ⇒ 16%
- ウッドランド チャーム - 分身の体力:1500 ⇒ 1600
特性
インペリアル構成はアイテム満載のキャリー役に1v9を決めてもらうはずのものでしたが、現在は特性自体が活躍できていない状態にあります。そこで今回はインペリアル構成がベストな条件下で活躍できるようにバフ(強化)を実施。アイテムを揃えたキャリーのステータスが複数増幅され…もう一段階増幅されます。
ケミテック(3)は序盤に強さを発揮する特性ボーナスですが、ケミテック(9)まで狙うことはまずありませんでした。ケミテック(9)は発動難易度が非常に高いので、今回はその難易度に見合う強さまで効果を引き上げることを目指しています。また、特性ボーナスの一番「把握しにくい部分」であるダメージ低減率をナーフし、序盤戦での強さを調整しました。
ソーシャライト(2)は、チャンピオン2体(あるいはオーグメント)という手軽さ・容易さでスカラー(4)と同等のマナ自動回復効果を発生させ、最重要チャンピオン(というかカイ=サ)を強化できてしまっていました。
ヨードル(3)は序~中盤のエコノミー構成として一定の活躍をしていますが、ヨードル(6)になると「どうして構成を変更しなかったのか」と後悔するような場合が多々あります。ヨードルをこよなく愛する私としては、これを書いているだけで胸が張り裂けそうです。この現状を変えるため、今パッチではヨードルのティア別出現率を変更し、序盤に★3を作りやすくしました。またヨードル(6)発動時のマナ低下率にもバフを加え、夢のヨードル大魔王を目指す間の体力温存を後押ししています。
- ケミテック - ダメージ軽減率:25 ⇒ 20
- ケミテック - 最大体力自動回復量:3/4/7/12% ⇒ 3/5/8/15%
- ケミテック - 攻撃速度:20/50/80/125% ⇒ 15/50/90/135%
- インペリアル - タイラントのダメージ増幅率:75/125 ⇒ 80/150%
- インペリアル - インペリアルユニットのダメージ増幅率:0/75% ⇒ 0/80%
- イノベーター - メカ ベアー - ベース体力:750 ⇒ 850
- イノベーター - メカ ベアー - 物理/魔法防御:60 ⇒ 70
- ソーシャライト(2) - マナ回復量/秒:5 ⇒ 3
- シンジケート(7) - ボーナス増幅率:33% ⇒ 50%
- ヨードル - ティア1ユニット出現率:60% ⇒ 70%
- ヨードル - ティア2ユニット出現率:25% ⇒ 20%
- ヨードル - ティア3ユニット出現率:15% ⇒ 10%
- ヨードル(6)マナ低下率:20% ⇒ 25%
チャンピオン:ティア1
(ティア1チャンピオンとしては)射撃の腕が良すぎました。
- ケイトリン - 「ブルズアイ」ダメージ:800/1400/2250 ⇒ 800/1400/2000
チャンピオン:ティア2
パッチ11.24の最弱特性となったインペリアル。この特性を現実的な選択肢まで引き上げるには大掛かりなバフが必要でした。手始めに、既に「弱い」状態だったスウェインにバフを実施しています。
- スウェイン - 最大マナ:40/80 ⇒ 40/75
- スウェイン - 「死の手」命中した敵1体あたりの回復量:200/230/300 ⇒ 225/250/350
チャンピオン:ティア3
ヨードル構成最大のキャリー、ハイマーディンガー。火力は十分であるものの、射程の問題で前線近くに配置する必要があり、流れ弾で倒されたりCCに巻き込またりする「事故率」が高いことがネックになっていました。サイオンのスキル範囲に近寄っていく姿はもうたくさん!ですよね。その射程が延長されたことで、今後はよりクリエイティブな配置が可能になるでしょう。
★3マルザハールはかなり強力ですが、タンクに当たってしまって虚性侵蝕がどこにも侵蝕していかない、なんていう状態になることも多々あります。その反面、★1で盤面に出す場面では敵の体力を悠々と削りきってしまっていました。
- ハイマーディンガー - 射程距離:3 ⇒ 4
- マルザハール - 「虚性侵蝕」ダメージ:700/850/1000 ⇒ 650/850/1100
チャンピオン:ティア4
パッチ11.24でも特に最強ユニットではなかったセラフィーン。しかし今回はソーシャライト(2)とモレロノミコン(アイテムの項をご覧ください)の両方にナーフが入っているため、このままでは間接的とはいえ大幅なナーフとなってしまいます。そこでその補填として本人に大規模なバフを実施しました。
アーゴットの変更はグインソー レイジブレード、ルナーン ハリケーン、スタティック・シヴなどのアイテムとの相性を低下させるものです。
- セラフィーン - 最大マナ:80/160 ⇒ 80/150
- セラフィーン - 「アンコール」ダメージ/回復量:250/400/1000 ⇒ 275/450/1200
- アーゴット - 「パージ」の攻撃を通常攻撃とカウントする頻度:2発ごと ⇒ 3発ごと
チャンピオン:ティア5
この数週間猛威を奮っていたカイ=サ。軽めの変更に見えるかもしれませんが、これはカイ=サを弱体化した上で実用的な選択肢として残しつつ、大暴れしていた強力構成の一部にナーフを加えることを意図しているためです。
★3タム・ケンチが真の美食に開眼。食欲もポテンシャルも底なしです。
- ガリオ - 「巨像降臨」クリティカル時の追加魔法ダメージ:80/125/1999 ⇒ 70/100/1999
- ガリオ - 「巨像降臨」スタンのベース効果時間:1.25/1.75/9.5秒 ⇒ 1.5/1.75/9.5秒
- カイ=サ - 体力:900 ⇒ 850
- カイ=サ - 「イカシアの村雨」ミサイル1発あたりのダメージ:80/100/180 ⇒ 70/90/180
- カイ=サ - 初期マナ:90/150 ⇒ 75/150
- タム・ケンチ - 「丸呑み」ダメージ軽減率:40% ⇒ 30%
- タム・ケンチ:★3で味方を食べさせた時のステータス増加量を20倍に変更
アイテム
一番人気アイテム、ガーディアン エンジェル。最大の強みは復活時にターゲット指定が外れる点で、これが強力なユニットの弱点を打ち消すような働きをしています。今回の変更により、復活後に体力を回復して火力を発揮するまでの猶予は小さくなるでしょう。
モレロノミコンの性能は特定チャンピオンの有用性を左右するもの。今パッチでは、このナーフを通じてモレロノミコンの性能を最大限活用していた一部チャンピオンのバランスを調整しています。
- ガーディアン エンジェル - 復活時体力:400 ⇒ 250
- モレロノミコン - 確定ダメージ:2.5%/秒 ⇒ 2%/秒
- ラピッド ファイアキャノン - 増加攻撃速度合計:50% ⇒ 60%
- サンファイア ケープ - 炎上付与の間隔:2.5秒 ⇒ 2秒
- サンファイア ケープ - 確定ダメージ:2.5%/秒 ⇒ 2%/秒
- ジ=ロット・ポータル - ステージ2での体力:1500(変更なし)
- ジ=ロット・ポータル - ステージ3での体力:1700 ⇒ 1800
- ジ=ロット・ポータル - ステージ4での体力:1900 ⇒ 2100
- ジ=ロット・ポータル - ステージ5での体力:2250 ⇒ 2500
小型変更
新年の抱負が達成される確率くらいちいさな変更です。
ヘクステック オーグメント
煙玉オーグメントは、アサシンがしきい値以上のダメージを受けた際にダメージを軽減し、ステルス状態にします。これはアサシンがステルス発動前に一撃で倒されないようにするためです。今回はこの隠し(ステルスだけに!)効果をツールチップに記載した上でバランス調整要素として活用、軽微なナーフを実施しています。煙玉はほんの僅かだけ弱くなった、と言い換えてもいいでしょう。
- 強行制圧 - 最大体力自動回復率:2.5% ⇒ 3%
- 煙玉(アサシン):ツールチップに「ステルス発動しきい値に達するダメージを受けた際、しきい値超過ダメージを軽減すること」と、その割合を追記
- 煙玉(アサシン) - ステルス発動時のダメージ低減率:100% ⇒ 80%
- サンファイア ボードと弱点が同時に取得できなかった点を修正
特性
- メタモルフォーゼ - 攻撃力/魔力の増加量:1/2 ⇒ 2/4
チャンピオン:ティア1
- ガレン - 攻撃力:60 ⇒ 70
- グレイブス - 最大マナ:80/120 ⇒ 50/100
- イラオイ - 「過酷なる教訓」ダメージ:175/300/500 ⇒ 200/325/550
- イラオイ - 「過酷なる教訓」回復量:25/30/35% ⇒ 25/30/40%
- カサディン - 「ヴォイドスフィア」ダメージ軽減率:30% ⇒ 25%
- カサディン - 「ヴォイドスフィア」ダメージ軽減効果時間:4秒 ⇒ 5秒
- ツイステッド・フェイト - 「ワイルドカード」ダメージ:145/190/255 ⇒ 155/205/275
チャンピオン:ティア2
- コグ=マウ - 「魔力砲」ダメージ:7/8/9% ⇒ 8/8/8%
- タロン - 攻撃速度:0.7 ⇒ 0.75
- ジリアン - 「タイムボム」スロウ効果時間:3秒 ⇒ 4秒
チャンピオン:ティア3
モレロノミコンへの依存度が高かったチャンピオンに、同アイテムのナーフ分を補填するためのバフを実施しています。
- エコー - 「パラレルトラップ」ダメージ:150/200/350 ⇒ 175/225/375
- リサンドラ - 「アイアンメイデン」ダメージ:225/300/500 ⇒ 250/325/550
- サミーラ - 体力:650 ⇒ 700
- ヴェックス - 体力:800 ⇒ 850
チャンピオン:ティア4
- オリアナ - 最大マナ:50/140 ⇒ 50/130
- サイオン - 「破滅の斧」スタン効果時間:2/3/6秒 ⇒ 2.5/3/6秒
- サイオン - 「破滅の斧」ダメージ:100/200/500 ⇒ 125/200/500
- ヨネ - 体力:950 ⇒ 900
チャンピオン:ティア5
- ビクター - 最大マナ:0/150 ⇒ 0/140
アイテム
- 力の聖杯 - 増加魔力:30% ⇒ 35%
- スタティック シヴ - 増加攻撃速度:15% ⇒ 10%
ハイパーロール
アイテム
ヴォイドリングはヴォイド羊の夢を見るか?Zz…
- ジ=ロット・ポータル - ステージ1~4での体力:1500(変更なし)
- ジ=ロット・ポータル - ステージ5~7での体力:1900 ⇒ 2100
- ジ=ロット・ポータル - ステージ8~での体力:2250 ⇒ 2500
バグ修正
- 永遠の冬でユニットが凍結した際、足元に暫定VFXが表示されていた問題を修正
- ブルーバフを装備したガレンが特定の状態でマナを獲得しなくなっていた問題を修正
- スクラップ特性で生成されたフローズンハートの攻撃速度低下効果が、装備者が倒されたときに正しく解除されるよう修正
- ケイトリンとフィオラのスキルが、無敵状態(「装甲」発動中のコロッサスなど)の対象にも正しく発動するよう修正
- ダブルアップ:勝利カットシーンに勝利チームが必ず表示されるように修正(最終ラウンドで全チームの体力が0になった場合も含む)
- ダブルアップ:降参したプレイヤーに大量のダメージが入り続けないよう修正
- セラフィーンのツールチップを修正し、敵ユニットが最も密集しているエリアを狙うことを明記
- アカデミーの心のツールチップを、カタリナx1が付与されるという内容に修正
- ★1ジンクスのスキルが最大体力の2.5%にあたる炎上ダメージを与えていた点を修正(本来は2%)
- ジンクスのツールチップを正確な情報に修正、1秒あたりの炎上ダメージを2/3/4%に変更(修正前は2/2.5/3%の表記)
- パッチ11.24でジェイス近接形態の追加物理/魔法防御を40 ⇒ 30へナーフ(弱体化)するつもりでしたが、この変更は実施されていませんでした。しかし前パッチ期間中、追加物理/魔法防御40のバランスが良好であったため、数値はこのままとします