チームファイト タクティクス パッチノート13.19

「ホライズン バウンド」リリース後初のパッチが登場！多数の特性にバフ、そしてオーグメント&チャンピオンにもバランス調整が入っています。
ゲームアップデート
Rodger “Riot Prism" Caudill

「風が変わった。帆を向けろ、新しい風を捉えるんだ！」

「ホライズン バウンド」リリース後にはかなり大型の13.18ミッドパッチアップデートが入りましたが、今回はついに初めてのフルパッチが登場です。特にオーグメントには変更が多いのでしっかりご確認を。それ以外は基本的に強力な要素への下方修正ですが、不遇状態の特性（イシュタル！聞いていますか？）やチャンピオンにはバフも実施しています。
Rodger "Riot Prism" Caudill

ミッドパッチアップデート

9月28日

ナフィーリを使った構成に大きな影響を与える不具合の存在は、パッチ13.19をリリースする前からチーム全体として認識していたのですが、パッチのリリースにあわせて修正することは不可能だったため、リリース後になるべく早くミッドパッチとして適用することを選択しました。というわけで、今回のミッドパッチでは前述の不具合の修正と、パッチリリースから24時間しか経っていないにも関わらず大暴れしている一部のユニットに対するバランス調整を実施します。

ユニット

チョ=ガスには先日のパッチでもナーフを実施しましたが、まだまだ勢いは健在のようです。ここでさらにナーフして、暴走気味のチョ＝チョ＝トレインにブレーキをかけたいと思います。

また、フィオラはスキルが発動すると無敵状態で体力を回復するため、倒すのが非常に困難になっています。近接キャリー全体で見るとスキルに若干の強化が必要と感じていますが、フィオラに関しては一人だけ飛び抜けた活躍を見せており、看過できないと判断しました。

リロール戦略のキャリーとして活躍しているサミーラは、基本攻撃力を下げることで対応します。ここで数値だけ見ると大したことのないように見えるかもしれませんが、サミーラを実用的に運用するには★3にする必要があり、★3になった際の攻撃力の低下量は11.25になりますし、攻撃力を参照するアイテムのスケーリングにも影響するので、印象よりも大きなナーフになっているはずです。
  • アジール - 「目覚めよ！」ダメージ：95/140/500 ⇒ 110/160/500
  • アフェリオス - チャクラムの攻撃力反映率：6/6/15% ⇒ 7/7/15%
  • チョ＝ガス - 最大マナ（ナーフ）：30/90 ⇒ 40/100
  • フィオラ - 「ブレードワルツ」体力回復割合：20% ⇒ 15%
  • サミーラ - 攻撃力：50 ⇒ 45

オーグメント

  • ダブルトラブル II/III - 追加攻撃力・魔力・物理防御・魔法防御：33/44% ⇒ 30/40%
  • 亡き友からの贈り物 - 物理防御/魔法防御：4 ⇒ 3
  • 彼方の友 II - 2体のステータス上昇量：25% ⇒ 22%
  • 奪われた生命力 - 最大体力割合の回復効果：1.3% ⇒ 1%
  • ステータスマシマシ - 体力増加量：35 ⇒ 44
  • ステータスマシマシ - 攻撃力・魔力・物理防御・魔法防御・攻撃速度・マナ増加量：5 ⇒ 4

バグ修正

  • ナフィーリに対する「ダーキン」の特性効果に関する重大な不具合を2つ修正：ダメージが意図せず増大していた不具合を修正。ダメージ計算の際にナフィーリのアイテムの数値を使用するよう修正。
  • オーグメント「ラッキーグローブ」が同時に2つ使用可能になっていた不具合を修正
  • 「もっと小さな巨人+」がダブルアップのギフトアーマリーに出現しないように修正
  • ツイステッド・フェイトのレジェンドを選択した試合のステージ4-2で「一致団結 I」が提示されるよう修正
  • 「高まる悪名」の全ティアにおいて、アップグレードに必要な一斉砲撃の回数が誤っていた不具合を修正。あわせて、「高まる悪名++」の数値表記が誤っていた不具合を修正。

パッチハイライト

大型変更

ポロのふわ玉がもたらすぬくもりの総量のように大きな、大きな変更です。

特性

「ホライズン バウンド」のリリース後数日間は栄華を極めていたビルジウォーター。しかしミッドパッチアップデート後はすっかり干からびていました。そこで本パッチでは失われた力を部分的に復活させました…が、S+ティアに返り咲き！とはならないのでご注意ください。

特に不遇状態にあるイシュタルのエレメントにバフ（強化）を実施。これで見かける頻度も上がるかもしれません。イシュタルはユニットとの組み合わせ（ウッドランドとチョ＝ガス/モルデカイザーなど）で強力になりうる特性であるため、エレメントのバフは控えめにし、代わりに特に苦戦中のイシュタルユニット2体にバフを実施しています。

ピルトーヴァー（3）は早めに発動できた場合の安定感が高すぎました。このミッドセットではピルトーヴァーユニット自体が強い状態にあるため尚更です。しかしその一方で、ピルトーヴァー（6）は発動難易度に見合う活躍ができていませんでした。そこで今回はピルトーヴァー（3）のキャッシュアウト価値を調整しつつ、ピルトーヴァー（6）の基本報酬を上方修正しています。目指せ★3ティア5！

多人数ヴァンキッシャー構成は現在までほとんど日の目を見ていません。実用性のある構成もありましたが（たとえばアッシュリロール構成の成功など）、特性全体としてはオールインするほどの価値がまずありませんでした。というわけで、ヴァンキッシャー（6）のクリティカル性能に大幅バフです！
  • バスティオン - 物理&魔法防御：20/40/65/125 ⇒ 20/45/75/140
  • ビルジウォーター（3）：90+30% ⇒ 100+33%
  • ビルジウォーター（5）：125+50% ⇒ 150+55%
  • ビルジウォーター（7）：300+65% ⇒ 325+70%
  • ビルジウォーター（9）：650+150% ⇒ 800+135%
  • デマーシア - 精鋭ボーナス - 物理/魔法防御：5/15/35/150 ⇒ 5/25/45/150
  • イシュタル（4） - エレクトリック追加効果 - リワーク：強化されたチャンピオンが6秒ごとにスタン可能 ⇒ 強化されたチャンピオンが、この特性効果でスタンさせた敵に25%の追加ダメージを与える
  • イシュタル（4） - ストーン追加効果 - 回復：650 ⇒ 750
  • イシュタル - ファイヤー - 着火ダメージのスキルダメージ反映率：60% ⇒ 100%
  • イシュタル - ファイヤー - 燃焼の効果時間：3秒 ⇒ 5秒
  • イシュタル - アイス - 爆発ダメージ：特性ダメージとして正しく扱われるように修正（クリティカルは発生せず、追加効果も付与しない）
  • イシュタル - アイス - 爆発ダメージの最大体力反映率：30% ⇒ 35%
  • イシュタル（4） - ウッド追加効果 - 発動間隔：4秒 ⇒ 2秒
  • イシュタル（4） - ウッド追加効果 - 攻撃力&魔力の上昇量：15 ⇒ 10
  • 複唱者 - 再詠唱時のダメージ低下率：60% ⇒ 55%
  • ピルトーヴァー：2～10連敗時のキャッシュアウト価値に~15%の下方修正
  • ピルトーヴァー：11、12連敗時のキャッシュアウト価値に~10%の下方修正
  • ピルトーヴァー：ピルトーヴァー（6）の基本報酬に約20%の上方修正
  • ローグ - ステルス発動条件の体力基準値：50% ⇒ 35%
  • シュリーマ - 超越ボーナス：0/15/40/75% ⇒ 0/20/50/90%
  • ヴァンキッシャー - 追加クリティカル率：15/35/55% ⇒ 15/35/75%
  • ヴァンキッシャー - 追加クリティカルダメージ：10/30/50% ⇒ 15/35/55%

ユニット：ティア1

あなたも、私も、誰もが試したチョ＝ガスリロール。それは別に良いんです、大丈夫。ただ、チョ＝ガスのあの強さは大丈夫ではなかったので、スキルダメージの最大体力反映率を下げ、終盤戦での存在感を低下させました。

ミリオにバフです。これで相手を思いっきりメッシてやりましょう。
  • チョ＝ガス - 「捕食」ダメージの最大体力反映率：15% ⇒ 12%
  • ミリオ - 「ウルトラメガファイヤーキック」バウンド時のダメージ：170/250/380 ⇒ 180/270/400
  • ミリオ - 「ウルトラメガファイヤーキック」範囲ダメージ：85/125/190 ⇒ 90/140/200

ユニット：ティア2

現在人気のガンナー構成では、コアユニットの★レベルを上げて基本攻撃力を高めることでスケーリング性能を確保しているため、本パッチではガンナーの二強ユニット（本項でジンクス、次項でジェイス）の基本攻撃力を下げ、★3ジェイス/ジンクスを前提とするガンナー構成へのナーフ（弱体化）としました。なおガンナー特性自体にはナーフを実施していません。構成の有用性を完全に潰さないための措置ですが、このため多人数ガンナー構成は本ナーフ後も十分な強さを発揮することになるでしょう。
  • ジンクス - 攻撃力：55 ⇒ 50
  • キヤナ：スキル「天賦絢爛」の範囲外までダッシュしないように修正

ユニット：ティア3

あの「ノクサスの戦斧」でも、時には助けが欲しいもの。定番ノクサス構成におけるダリウスはアイテムなしで運用されてばかりだったため、今回は基本攻撃力に若干のバフを実施しました。とはいえ、本命バフは特性の項でお伝えしたヴァンキッシャーのバフでしょう。

ジェイスにも、先程のジンクスと同様のナーフです。しかし、本セットは『Arcane』の主役陣が揃っていますね。副業なんでしょうか？

レク＝サイにリワーク。これまでは★2と★3の戦力差が開きすぎていたため、★2レク＝サイの有用性改善を目指しました。マークを付けた相手への追加確定ダメージにより、★2レク＝サイでも複数回噛みつければタンクを突破するだけの火力が出るようになるでしょう。

パッチノートを読み、ニーコとイシュタル特性がバフ一覧に載っているのを見た多くの人が「これはイシュタルOP時代が来たのか？」と思ったことでしょう。しかし、残念ながらそうでもありません。特性全体がバフを切望する状態だったこと、そして同特性の強さが完全にはユニットと紐付いていないこと（エレメントのマスには誰でも配置できます）を考慮し、今回はエレメントのマスに対して控えめなバフを加えつつ、不振にあえぐユニットたちに個別バフを実施しています。
  • ダリウス - 攻撃力：60 ⇒ 65
  • ジェイス - 攻撃力：65 ⇒ 60
  • ニーコ - 「ポップブロッサム」シールド：225/350/475 ⇒ 250/350/475
  • ニーコ - 「ポップブロッサム」ダメージ：270/410/650 ⇒ 300/450/700
  • レク＝サイ - 初期マナ（ナーフ）：30/70 ⇒ 50/70
  • レク＝サイ - 新規：「激情の牙」が噛み付いた相手にマークを付与するように変更。対象にマークが付与されている場合は、追加確定ダメージを与える
  • レク＝サイ - 「激情の牙」マークによるダメージの攻撃力反映率：135/145/150%

ユニット：ティア4

フィオラがシールドへの与ダメージからオムニヴァンプできていなかったバグを修正。多数のシールドが登場する「ホライズン バウンド」においてはバフに相当するため、強化分を相殺するナーフも併せて実施しています。

王子というのは高い外交力が求められる立場ですが、どんな地域にも馴染んでしまうジャーヴァンⅣの懐の深さは外交力・柔軟性の両面で群を抜きすぎていました。そこで今パッチでは、スタンの効果時間を短縮し、「盤面を問わずあらゆる構成に放り込めてしまう」汎用性を低下させています。

ニーラはラピッドファイアキャノンの有無で著しい戦力差が生じるため、数値だけではバランス調整できません。そこで今回は数値ではなく、ニーラの攻撃対象選択の挙動を調整しています。これまでは扇状範囲に入るユニット数が最大になるように位置取りを変え続けていましたが、今後は攻撃対象を3ユニットで固定します。なお、ラピッド ファイアキャノンが無い場合は3ユニット以上を攻撃できることはほぼないため、挙動はほぼ変わりません。ラピッド ファイアキャノン装備時にはこれまでのように扇状範囲に5体以上を巻き込む地獄の高速ワイパーは発生しなくなります。たとえば、ラピッド ファイアキャノン装備中に敵3体を攻撃範囲に捉え、そのうち2体を倒した場合、再び3体を扇状範囲に巻き込む位置に移動するには次回ダッシュまで待機する必要があります。
  • フィオラ - 「ブレードワルツ」：シールドに与えたダメージに対してオムニヴァンプが正しく動作するように修正
  • フィオラ - 「ブレードワルツ」物理ダメージの攻撃力反映率：150/150/250% ⇒ 140/140/240%
  • ジャーヴァンⅣ - 「決戦場」スタンの効果時間：1.75/2.25/8秒 ⇒ 1.5/2/8秒
  • ナサス - 「ソウルイーター」最大体力の奪取率：5% ⇒ 4%
  • ニーラ：ラピッド ファイアキャノンを装備していない状態でも安定して扇状攻撃を命中させるように修正（ラピッド ファイアキャノン装備時の挙動は変更なし）
  • シルコ - 「地下都市の流儀」ダメージ：80/120/425 ⇒ 75/115/425
  • シルコ - ツールチップ修正（挙動の変更なし）：周囲に他のユニットがいる最も近くの敵1体に瓶を投げる。この瓶はその周囲のマスをX秒間化学薬品で汚染する。化学薬品を受けた敵は毎秒Yの魔法ダメージを受け、化学薬品を受けた味方は体力が毎秒Z回復する。スキルの対象には、可能な限りまだ汚染されていない集団が選ばれる。
  • ザヤ - マナ（バフ）：30/110 ⇒ 30/90
  • ザヤ - 「フェザーストライク」羽根の枚数：7/7/12 ⇒ 7/7/15
  • ザヤ - 「フェザーストライク」攻撃力反映率：80% ⇒ 80/80/125%

ユニット：ティア5

個としての強さと柔軟性を兼ね備えるエイトロックスは、ティア5ユニットの中でも採用率首位のユニットです。今回はそんな彼の能力のうちでもトップクラスの汎用性を誇るオムニヴァンプ要素にナーフを実施しました。これは過剰な弱体化を避けつつ、「無条件に出せばOK」の状態を軽減するのが狙いです。

ガングプランクの両形態にバフです。特に近接形態では継続ダメージ（炎上）の付与間隔が短くなり、1秒あたりの攻撃力反映率も100%から125%に上昇しています。

優秀なサポートユニットとして活躍してきたハイマーディンガーですが、キャリー役を担う機会には恵まれてきませんでした。しかしそれも過去の話。魔力/マナアイテムを持たせてダメージを出したい時には、新アップグレード「リフラクタービーム」が活躍してくれるでしょう。

イシュタル地域のライズは前衛タンクだということが、これで確定しましたね。
  • エイトロックス - ダーキン - オムニヴァンプ：15% ⇒ 10%
  • ガングプランク - 攻撃速度：0.80 ⇒ 0.85
  • ガングプランク（近接） - 炎上の効果時間：3秒 ⇒ 2秒
  • ガングプランク（近接） - 炎上効果による確定ダメージ（合計）：攻撃力の300/300/2500% ⇒ 攻撃力の250/250/2500%
  • ガングプランク（遠隔） - 通常攻撃による追加マナ獲得量：3 ⇒ 5
  • ハイマーディンガー - 発明王 - 新アップグレード ：リフラクタービーム
  • ハイマーディンガー - リフラクタービーム：「超絶砲」のスキルが複数のレーザービームを放ち、増加したダメージを与える。「超絶砲」はハイマーディンガーが特性、アイテム、オーグメントによって生成した全マナの100%を獲得する
  • リフラクタービーム - 第1段階：ビーム3本、ダメージ10%増加
  • リフラクタービーム - 第2段階：ビーム3本、ダメージ30%増加
  • リフラクタービーム - 第3段階：ビーム5本、ダメージ30%増加
  • ライズ - イシュタル - スタンの効果時間：2/2/10秒 ⇒ 2/2.5/10秒
  • ライズ - イシュタル - 「ポータルワープ」ダメージ反映率：物理+魔法防御の185/285/1500% ⇒ 物理+魔法防御の200/300/1500%

レジェンドオーグメント

ステージ3-2/4-2で出現するレジェンドオーグメント（2番目、3番目）を精査し、最優先ではなく予備的な選択肢となるようにバランス調整を実施しました。レジェンドオーグメントが最優先の選択肢（他のオーグメントと比較して競争力がある状態）になっていると試合展開が毎回似かよってしまうため、基本的にレジェンドオーグメントは通常のオーグメントよりも若干弱いものの、他の選択肢に恵まれなかった時には予備として機能するように調整しています。

過去の一致団結は各ティアで付与するアイテムがバランス調整フレームワークを壊すほど強力で、さらにプリズムティアではランダム性が高すぎるという問題を抱えていました。また、シルバーオーグメントでサポートアイテムを付与することはできないという事情から、前パッチでは一致団結 Iを一時的に無効化し、レジェンドオーグメントの一致団結 I を及第点と入れ替えていました。しかしその後、オーグメントのリワークを進め、両オーグメントをツイステッド・フェイトとバードのレジェンドのテーマに沿う形で割り当て直し、さらにフレームワークにもうまく収めることができました。ぜひ試してみてくださいね！
  • 大きな福袋 - 付与ゴールド：8 ⇒ 1
  • アイテム福袋 II - 付与ゴールド：5 ⇒ 1
  • アイテム福袋 III - 付与ゴールド：8 ⇒ 2
  • 巨大な福袋 - 付与ゴールド：10 ⇒ 4
  • 急げや急げ II - マナ自動回復：25% ⇒ 20%
  • 急げや急げ III - マナ自動回復：35% ⇒ 30%
  • 及第点：素材アイテムの金床2個 ⇒ 素材アイテムの金床1個、ランダムな素材アイテム1個
  • 納得の出来：完成アイテムの金床1個、素材アイテムの金床1個 ⇒ 完成アイテムの金床1個、ランダムな素材アイテム1個
  • 中くらいの鍛冶場 - 付与ゴールド：6 ⇒ 1
  • 小さな鍛冶場 - 付与ゴールド：4 ⇒ 2
  • 一致団結 - 新規：ランダムな素材アイテム1個、ランダムなティア3ユニット2体を獲得する
  • 一致団結 II - リワーク：ランダムなサポートアイテム1個、ランダムなティア4ユニット1体を獲得する
  • 一致団結 III - リワーク：サポートアイテムの金床1個、ランダムな素材アイテム1個、ランダムなティア4ユニット2体を獲得する
  • 小さな福袋 - 付与ゴールド：4 ⇒ 2
  • ごほうび I - 付与ゴールド：7 ⇒ 5
  • ごほうび II - 付与ゴールド：15 ⇒ 12
  • 備えあれば憂いなし III - 攻撃速度：8% ⇒ 6%

オーグメント

無限の大群はとても楽しいオーグメントなのですが、「名前負け」している状態が続いていました。そこで本パッチではオーグメントを「有限の大群」に改名する…のではなく、ユニットの体力を底上げしました。

ミッドセットで小規模リワークされたワーウィックは「貪欲なハンター」で大活躍しています。そこで、本パッチではオーグメントにナーフを実施。スタックあたりの攻撃力&魔力増加量を低下させる一方で、スタック数の上限を増加させました。最終的な強さは変更前と変わりませんが、その強さに達するために必要なスタック数が10増加しています。

ビルジウォーター特性はミッドパッチのナーフを受けて以来苦戦していますが、一方で特性関連オーグメントは優れた成績を残し続けています。しかし今パッチでは、ビルジウォーターへのバフが実施されるため、「高まる悪名」に予防的なナーフを実施しています。ただしステージ4-2（3番目のオーグメント）だけは例外的に変更なしとしています。これは小出し報酬の性質上、終盤になるほど意義が薄くなるためです。
    • 無限の大群 - ユニットの体力低下率：20% ⇒ 15%
    • 無限の大群 - 付与ゴールド：6 ⇒ 4
    • 無限の大群 + - ユニットの体力低下率：20% ⇒ 15%
    • 無限の大群 + - 付与ゴールド：9 ⇒ 12
    • 奥の手：所持中のゴールドもすべて経験値に変換される
    • 奥の手 - 付与される経験値：70 ⇒ 60
    • マナバーン - 燃焼ダメージの最大体力割合：2% ⇒ 1.5%
    • 死者からの手向け：アイテムが即座に移動するように変更（これまではディレイがあった）
    • 強欲な賞金首狩り - スタックあたりの攻撃力&魔力：5 ⇒ 4
    • 強欲な賞金首狩り - スタック上限：45 ⇒ 55
    • 高まる悪名 I / II - レベル1→2に必要な一斉砲撃の回数：50 ⇒ 65
    • 高まる悪名 I / II - レベル2→3に必要な一斉砲撃の回数：80 ⇒ 90
    • 高まる悪名 I / II - レベル3→4に必要な一斉砲撃の回数：80 ⇒ 90
    • 高まる悪名 III - 宝箱の開始レベル：3 ⇒ 4
    • シュリーマの遺産：再有効化
    • 奪われた生命力（ヴァンキッシャー） - 最大体力割合の回復効果：1.5% ⇒ 1.25%
    • もっと小さな巨人+ - 新規：ステージ3-2で出現する。「もっと小さな巨人」の効果に加え、即座に8ゴールドを獲得する

    アイテム

    クリティカル率を付与する盗賊のグローブは、これまでも防御用途よりも攻撃用途に用いられる傾向の強いアイテムでしたが、今回のリワークでもその傾向は変わらないでしょう。なお今回の変更では、クリティカル率の一部を体力に移行し、（くじ運に自信のある）タンクとの相性も向上させています。
    • アダプティブ ヘルム - 後衛時の魔力：20 ⇒ 15（合計魔力35 ⇒ 30）
    • クラウンガード - 体力：0 ⇒ 100
    • 盗賊のグローブ - 体力：0 ⇒ 150
    • 盗賊のグローブ - クリティカル率：40% ⇒ 20%

    アーティファクトアイテム

    アーティファクトアイテムは全体的にやや強力すぎる傾向にありました。このため、今回はほとんどがナーフです。ただし、唯一苦戦していたゴールドマンサーの杖にはバフを実施しています。
    • マナザネ - 魔力：15 ⇒ 10
    • マナザネ - マナ：30 ⇒ 15
    • ゾーニャの遡時計 - 魔力：50 ⇒ 45
    • スナイパー フォーカス - 1マスあたりのダメージ増加率：10% ⇒ 8%
    • ハルクラッシャー - 増加体力：600 ⇒ 550
    • アニマ ビサージュ - 体力：500 ⇒ 450
    • ゴールドマンサーの杖 - 魔力：25 ⇒ 30

    サポートアイテム

    当初の予想に反し、最も活躍しているサポートアイテムはオブシディアン クリーバーという結果になりました。このため今回のパッチでは、同アイテムがチーム全体に付与するステータス量にナーフを加え、他のサポートアイテムと足並みを揃えています。一方、力の聖杯（「アイスクリーム」は正式名じゃないんです）は今ひとつ成績が振るわなかったため、若干のバフを加えました。
    • オブシディアン クリーバー - チーム全体に付与する増加ステータス：攻撃力10%、魔力10 ⇒ 攻撃力8%、魔力8
    • 力の聖杯 - オーラ効果の魔力：18 ⇒ 22

    レディアントアイテム

    • 変幻自在のジャック・ショー - 増加魔力：35 ⇒ 45
    • 悪党のグローブ - 体力：0 ⇒ 150
    • 悪党のグローブ - クリティカル率：40% ⇒ 20%
    • ロイヤル クラウンシールド - 体力：0 ⇒ 100

    小型変更

    この地球（ほし）から見た私たちの人生のように小さな、小さな変更です。互いを慈しみ合わないと。Kent、もちろん君のことだって大好きですよ。

    特性

    多人数ジャガーノート構成は、もう「ザ・ボス」だけじゃないんです。
    • ジャガーノート - ダメージ軽減率：15-25/20-35/30-45% ⇒ 15-25/20-35/35-50%
    • ターゴン - 回復&シールド効果の強化率：18/35/55% ⇒ 18/35/60%

    ユニット：ティア1

    ジンのバランス調整では、望ましい強さの実現、そして「可能な限り4という数字を使う」という両条件を満たす必要があります。今回は、最大マナを10低下させることでこれを達成しています。
    • ジン - マナ（バフ）：44/124 ⇒ 44/114
    • オリアナ - 最大マナ（バフ）：40/90 ⇒ 30/80

    ユニット：ティア2

    ガリオのスキル回転が少し良くなりました。
    • ガリオ - マナ（バフ）：60/120 ⇒ 60/110

    ユニット：ティア3

    複唱者にバフが入ったため、ヴェル＝コズに軽めのナーフを実施して総合的なバランスを調整しています。
    • カルマ - アイオニアボーナス - 魔力：20 ⇒ 25
    • ヴェル＝コズ - 「電離炸裂弾」ダメージ：250/375/600 ⇒ 245/365/600

    ユニット：ティア5

    • ライズ（デマーシア） - 「ポータルワープ」ダメージ：300/450/999 ⇒ 300/450/2000
    • ライズ（シャドウアイル） - バグ修正：★3でのスキル発動時、体力100%を超える状態で復活させられるように修正

    オーグメント

    • 金のタマゴ：タクティシャンの王冠 + アダプティブ ヘルム1個 + ステラックの篭手1個 + 20ゴールド ⇒ タクティシャンの王冠 + ジークの使者1個 + 力の聖杯1個 + 25ゴールド
    • 軍師の魂 - 付与アイテム：ナイト ハーベスター ⇒ アダプティブ ヘルム

    必要動作環境（OS）の更新

    パッチ13.19より、Mac OSの最低スペック要件が10.13.6に移行します。この変更で影響を受けるプレイヤーは、LoLとTFTをあわせても極少数（合計で約300名）ですが、該当するプレイヤーはパッチ13.19前にOSをアップデートする必要があります。

    バグ修正

    • ラッキーグローブ（オーグメント）：ライズ、ケイル、クインなどのチャンピオンに正しいカテゴリーのアイテムを付与するように修正
    • 不動のサポート I（オーグメント）：ハイパーロールでの説明文を修正
    • ゾウン：アイテムベンチが一杯で、かつアイテムベンチに消費アイテムを所持した状態でゾウン特性を発動させると、消費アイテムが消滅していた問題を修正
    • カシオペア：青の祝福（レディアント ブルーバフ）を装備している時、スキル発動を時折スキップすることがあった問題を修正
    • 守るべきもの（オーグメント）：ダミーが混乱回復装置の影響を受けず、プレイヤーダメージの算出にも含められないように修正（修正自体はパッチ13.18Bで実施）
    • 早業（オーグメント）：鍛冶師のグローブも盗賊のグローブと同じ扱いとするように修正
    • ナッシャー トゥース：長いマナロック時間を持つチャンピオン（ナサス、タリックなど）に対し、正しいタイミングで攻撃速度上昇効果を付与するように修正
    • ソラリのロケット：防御ステータス上昇の効果時間を正しい長さに修正（これまではシールド消滅と同時に切れていた）
    • ロボットアーム（ケミモッド）：オーバーチャージ時の効果説明文を正しい内容「追加で25%の確定ダメージを与える」に修正（これまでは「攻撃力の25%にあたる追加確定ダメージを与える」だたt）
    • ガングプランク：ラッキーグローブを取得して盗賊のグローブ系アイテムを装備させている時、ベンチから直接前方2列に配置した場合に、正しいカテゴリーのアイテムが付与されるように修正
    • シュリーマの遺産（オーグメント）：プレイヤー敗退後も太陽の円盤が攻撃を続け、カオスを引き起こしていた問題を修正
    • ヴァラーズ・ホロウ（地域ポータル）：ハイパーロールで報酬が正しく付与されるように修正
    • ダブルアップ（オーグメント）：アシストアーマリーで贈られたダミーが、アウェーボードでも正しい★レベルで出現するように修正
    • 鍛冶神の贈り物（オーグメント）：ドラフトラウンドで入手したチャンピオンに素早く素材アイテムを装備させて完成アイテムを作ると、その完成アイテムがアーティファクトに変換されないことがあったバグを修正
    • 絶好調（オーグメント）：ラウンド開始時に自動でユニットの★レベルが上がった場合にも無料リロールが付与されるように修正
    • ライズ（ゾウン）：ツールチップにおける細断&分解の効果量を、正しい値である30%に修正（これまでは20%と表記されていた）
    • キヤナ：スキルのダッシュ距離が仕様以上に長くなっていた問題を修正
    • ちびイレリア/ちび天与の剣イレリア：「始まりの地の祭壇」アリーナへの入場アニメーションで手足が伸びていた問題を修正