チームファイト タクティクス パッチノート14.6 (2025)
パッチ14.6では、TFTの6周年記念、ペングパーティーの復活、そして大量のバフが実装されます!
リミックス ランブル愛好家、ペングパーティーピーポー、そしてサイバーシティ市民の皆さん、ようこそ!
本パッチでもTFTの多様な楽しみ方を充実のボリュームでお届けしていきます。リバイバルからトッカーの試練、もちろんライブ環境向けの変更も大量です!さっそく見ていきましょう。


パッチハイライト
ローテーションショップのインフォグラフィック
ペングパーティー
TFTの6周年を記念すべく、無料プレゼントと最新版「ペングパーティー」をご用意しました。モードのリリースは日本時間6月12日午前9時予定で、パッチ14.7の終了まで公開されます。お気に入りのパーティー衣装でおめかしして(お祝いの席ですからドレスコードはありません!)、新しいキューに飛び込み、過去セットの思い出を存分に味わってください!復活する各特性の詳細についてはこちらの記事をどうぞ。
システム
トッカーの試練
徳才兼備なタクティシャンの皆さん(あなたのことです)と違って、ゼリはパッチノートを読んでおらず、アーティファクトの変更を把握していなかったようです。
- 3-1(ゼリ+スタティックシヴのラウンド)の難易度を引き下げ
戦利品システム
インフレ対策としてパッチ14.4で実施した戦利品システムへの変更は、期待に満たない結果となりました。そこで今回は追加調整を実施し、特に極端な状況において生じうるアイテム/ゴールドの「下振れ」シナリオを削除しました。今回の主な狙いは、獲得するアイテム/戦利品オーブの最低ラインを引き上げることです。これは「スカトルパドル」や「カニレイヴ」のような開幕時遭遇の効果を特に強力にしますし、サイバーシティのハックと組み合わせればその傾向は一層顕著になるでしょう。しかし私たちはこの調整が全体としてのプレイ体験を向上させつつ、次セットでセットメカニクスが変更されても機能する環境を整備する一手になると確信しています。
- ステージ2、3、4のPvEラウンドにおけるドロップの安定性を全体的に高め、何らかのアイテムとゴールドが入手できるように変更
- PvEラウンドで獲得する合計アイテム数の平均値を引き上げ
- PvEラウンドで獲得する合計ゴールドを引き下げ
- 「スカトルパドル」と「カニレイヴ」で獲得できる素材アイテム+1
遭遇
序盤に★2コスト2ユニットを複数獲得できる確率を引き下げ。運の強さによらず★2ショップを複数回引けないようにしました(ハックとしては影響力が大きすぎたため)。今後は、1ターン中に★2コスト2ショップが複数回現れることはありません。
- ★2遭遇:序盤戦に★2チャンピオンが登場する確率を引き下げ
大型変更
ペングの誕生日ケーキみたいに大きな、大きな変更です。
アイテム
パッチ14.5で実施したアイテム大刷新はおおむね良好な状態に落ち着き、いずれも十分に強力な状態です…ひとつの例外を除いては。スピリット ビサージュは「高体力系前衛の3個目アイテム」というニッチな活用手段こそあれど、コアアイテムとしてはやや弱い状態での登場となりました。そこで今回は体力を+100することで序盤の作りやすさを引き上げつつ、スーパータンクの3個目アイテムとしての立場を確立させています。
ステラックの篭手は今回のアイテム大刷新の一番の勝者と言ってよいでしょう。その分厚いシールドは仕事を完遂する時間をしっかりと稼いでいました。今回の調整でシールド量と持続時間がやや引き下げられたことで、アイテムの装備目的も「倒されなくなる」から「バーストに耐える」に変わるでしょう。
ヴォイド スタッフの戦績は現時点でも良い状態です(アニーと相性抜群)。このため今回はスキル2発目までしばらく時間がかかるキャスター(たとえばブランド)向けの利便性向上を実施。これで付与した細断をもっと有効活用できるようになるでしょう。
- スピリット ビサージュ - 体力:200 ⇒ 300
- ステラックの篭手 - シールドの最大体力反映率:60% ⇒ 50%
- ステラックの篭手 - シールドの効果時間:6秒 ⇒ 5秒
- ヴォイド スタッフ - 細断の効果時間:3秒 ⇒ 5秒
レディアントアイテム
輝き不足のアイテムにはバフを、眩しすぎたものにはナーフを実施です。
- グインソー レコニング(レディアント版グインソー レイジブレード) - 攻撃速度:20% ⇒ 30%
- グインソー レコニング(レディアント版グインソー レイジブレード) - 魔力:20 ⇒ 30
- 真スピリット ビサージュ(レディアント版スピリット ビサージュ) - 体力:400 ⇒ 600
- 真スピリット ビサージュ(レディアント版スピリット ビサージュ) - 耐久力:15% ⇒ 18%
- ステラックの大盾(レディアント版ステラックの篭手) - シールド効果時間:8秒 ⇒ 6秒
- チェーンストライカー(レディアント版ストライカーフレイル) - 攻撃速度:40% ⇒ 35%
- チェーンストライカー(レディアント版ストライカーフレイル) - クリティカル率:40% ⇒ 35%
- チェーンストライカー(レディアント版ストライカーフレイル) - スタックごとのダメージ増加:10% ⇒ 8%
- イカシア リベンジ(レディアント版ヴォイド スタッフ) - マナ:15 ⇒ 30
- イカシア リベンジ(レディアント版ヴォイド スタッフ) - 攻撃速度:30% ⇒ 60%
- イカシア リベンジ(レディアント版ヴォイド スタッフ) - 魔力:50 ⇒ 60
アーティファクト
新アーティファクトのデビューは全体的にやや弱めという結果になりましたが、唯一とあるアイテム(ヒント:一時期流行したフィジェットに似てます)だけは攻撃速度系キャリーのお気に入りとして活躍していました。今回はそれ以外の3点にステータスのテコ入れを実施しています。
- フリッカーブレード - スタックごとの攻撃速度:8% ⇒ 7%
- スタティック シヴ - 攻撃速度:30% ⇒ 40%
- スタティック シヴ - 魔力:30 ⇒ 40
- スタティック シヴ - 基本ダメージ:30 ⇒ 40
- 不屈 - 物理&魔法防御:20 ⇒ 25
- タイタン ハイドラ - 攻撃速度:15% ⇒ 20%
- タイタン ハイドラ - 攻撃力:15% ⇒ 20%
特性
ダイナモが強いというのは周知の事実です。そこで今回は特性の獲得マナを減らしつつ、現状でも一定の活躍を見せている2体のダイナモキャリーたち(ジンとミス・フォーチュン)にマナのバフを実施しました。
ゴールデンOXは「勝利確信の瞬間が来るまで負け続ける」ための特性という感じでした。今回はゴールデンOX(6)の「勝利確信」部分をナーフし、非ゴールデンな特性たちも勝算を見いだせるようにしています。
- ダイナモ - 基本獲得マナ:5/7/11 ⇒ 4/6/10
- エグゾテック - アイテム1個ごとの体力:50/150/240 ⇒ 50/160/300
- エグゾテック - アイテム1個ごとの攻撃速度:2/5/11% ⇒ 2/6/13%
- ゴールデンOX - 基本のダメージ増加:12/24/26% ⇒ 12/24/25%
- ゴールデンOX(6) - 素材アイテムの出現率:7% ⇒ 6%
- シンジケート - 体力:100/400/500 ⇒ 100/450/550
- ヴァンガード - シールド割合:16/32/40%⇒ 16/32/48%
コスト1チャンピオン
早めに重なった★2コグ=マウは、序盤戦キャリーの中でも最高の成績を残しています。
- コグ=マウ - スキルの攻撃力反映率:50/50/60/75% ⇒ 40/40/60/80%
コスト2チャンピオン
見渡す限りバフ、バフ、バフ。コスト1&4の優れた安定感に押され、前パッチではあまり出番に恵まれなかったコスト2リロール。今回のバフ対象はリロール構成のサブチャンピオン(シンジケートリロール構成のダリウスや各種ニトロリロール構成のジンなど)なので、ぜひ表舞台で活躍してもらいましょう。
早く「第二の自我」(ラーストのチャンピオンオーグメント)構成で大暴れして、チャットに「ラースト・ラ・ビスタ、ベイビー」って投稿したいですね。
- ダリウス - 基本体力回復量の最大体力反映率:5% ⇒ 6%
- ダリウス - 親玉ボーナス - 命中した敵1体ごとの基本回復量:50 ⇒ 70
- ダリウス - 親玉ボーナス - ダメージの減少率:10% ⇒ 5%
- エコー - スキル - 回復量:280/340/425 ⇒ 300/375/475
- ジン - マナ(バフ):4/74 ⇒ 14/64
- ルブラン - スキルダメージ:70/105/160 ⇒ 75/115/170
- ラースト - 基本回復量:150/175/200 ⇒ 220/250/300
- ヴェイン - 攻撃速度:0.7 ⇒ 0.75
コスト3チャンピオン
新しくなったグインソー レイジブレードを装備したセナは現在でも一定の条件下で活躍を見せています。今回のバフはその「条件」をもう少し安定した戦略にするためのものです。自身の特性と★3完成時の基本攻撃力を活かせば一層盤石になるでしょう。
フィドルスティックスキャリーと「チャグバグ」グラガスのコンボ?いえいえ、私くらいになるとフィドルスティックスと「チャグバグ」なしでグラガスキャリーを貫きますよ。
板チョコレートのようなバキバキの腹筋にウットリ?いえいえ、その本質は純粋なるスキル連打マシンです。
- グラガス - マナ:20/80 ⇒ 20/70
- セナ - 自動効果 - 範囲ダメージの攻撃力反映率:40% ⇒ 45%
- ヴァルス - マナ:15/75 ⇒ 20/70
コスト4チャンピオン
★3チョ=ガスは威厳あふれる★3コスト4界隈でもひときわ圧倒的な存在感を放ち続けています。そこで今回は彼の強さの主要因をナーフしつつ、安定感を底上げするバフも実施しています。
ダイナモチャンピオンは特性の獲得マナが倍増するため、ナーフの影響も特に大きくなります。ジン同様にミス・フォーチュンも活躍過剰だとは考えていないため、15マナを減らすバフを実施しました。つまりダイナモ特性不要のシンジケートミス・フォーチュン構成にとってはかなりのバフとなるでしょう。パッチ14.5におけるダイナモミス・フォーチュン/エリス構成に比肩しうる強化になるはずです。
- チョ=ガス - スキル - 開始時体力の獲得体力反映率:22/22/66% ⇒ 25/25/55%
- ミス・フォーチュン - マナ(バフ):50/150 ⇒ 40/135
コスト5チャンピオン
ガレンは「ネットの神」という特性があまりにユニークで強力であるがゆえにその影に隠れがちですが、その魅力は他にもあります。その顎のライン、見事な大剣、あるいは彼の…スキルとか。そこで今回はマナコストを低下させ、もっと「バンウェーブ」を披露できるようにします。ちなみに今回の変更により、スキル対象が2体以下の場合はマナコストがわずか50になります。
- ガレン - マナ(バフ):30/100 ⇒ 20/80
オーグメント
奥の手の「90ゴールドと1回の敗退回避効果」は価値があまりに高すぎました。競技シーンでセット最大のイベントが近づいていることも踏まえ、今回はかなり大型の調整を加えています。オーグメントの価値を常に最大化させてくるのがプロですから。
ラーストと「第二の自我」の両方にバフ!?ラーストはしばらくのあいだディヴィニコープの特性要員となっており、チャンピオンオーグメントをもってしても主役を務められていませんでした。今回は両方にバフが入っているので、「第二の自我」ラーストをぜひ試してみてください。
- 奥の手 - 獲得経験値:70 ⇒ 30
- 全身全霊 - ステージごとの獲得ゴールド:3 ⇒ 2
- 第二の自我(ラーストのチャンピオンオーグメント) - 最大マナ:70 ⇒ 60
- 第二の自我(ラーストのチャンピオンオーグメント) - スキルの攻撃力反映率:330/330/335% ⇒ 340/340/350%
- 取締役会(ディヴィニコープ) - 特性ボーナスの基本増加量:60% ⇒ 50%
- オーバーヒール - 追加ダメージ:130% ⇒ 110%
- スピードキル(ラピッドファイア) - 初期スタック:2 ⇒ 1
小型変更
特定のスターレベル狙い撃ちのバランス調整くらい小さな、小さな変更です。
チャンピオン
「ソーンプレートアーマー」(ソーンメイルのゴールドオーグメント)取得時はスカーナーキャリーをお試しあれ。
影響力の大きなジグスのバグを修正しています。バグ自体の発生頻度は低いものでしたが、今後は安心して超接戦の試合でジグスをメインキャリーに据えられるようになるでしょう。
- イラオイ - ★3 - スキルの回復量:500 ⇒ 600
- スカーナー - ★3 - スキルの物理防御反映率:385% ⇒ 425%
- [バグ修正] ジグスが「サイバーボス」のボスボーナスを発動しているとき、対象の敵が残り1体になるとダメージを与えなくなっていたバグを修正
リバイバル: リミックス ランブル
特性
K/DA(6)とパンク(6)は初期のリバイバルラダーで猛威を振るっていました。今回は両者の影響力をやや引き下げつつ、True Damageとビッグショットの上位ティアが比肩できるように強化しています。
- ビッグショット - スキル使用後の攻撃力ボーナス上昇量:35/70/150% ⇒ 40/80/160%
- K/DA(7) - ステータス:26% ⇒ 23%
- パンク(6) - ステータス:体力450、攻撃力&魔力45 ⇒ 体力420、攻撃力&魔力42
- True Damage(6) - 追加確定ダメージ:50% ⇒ 55%
チャンピオン
バフ祭りのパッチなのに、とあるチャンピオンだけはやっぱり仲間に入れないみたいですね…。
- ナミ - スキルダメージ:300/450/720 ⇒ 350/520/830
- オラフ - スキルの回復量:20/25/30 ⇒ 20/25/35
- バード - スキルダメージ:200/300/450 ⇒ 230/345/540
- バード - スキルの回復量:120/150/180 ⇒ 140/175/250
- グラガス - ★3 - スキルの回復量:800 ⇒ 920
- グラガス - ★3 - スキルダメージ:600 ⇒ 720
- アムム - 基本物理&魔法防御:55 ⇒ 50
- アムム - スキル - 魔力ダメージ:80/120/190 ⇒ 65/95/150
- キヤナ - スキルの攻撃力反映率:470/470/1000% ⇒ 520/520/1000%
- ソナ - マナ(バフ):0/160 ⇒ 0/140
オーグメント
- キラキラ - 体力:80 ⇒ 70
- キラキラ - 攻撃速度:8% ⇒ 7%
- レイヴフェスティバル - ディスコボールの効果:55% ⇒ 65%
- 怒涛のモッシュピット - 付与ステータス:4 ⇒ 3
バグ修正
- ジグスが「サイバーボス」のボスボーナスを発動しているとき、対象の敵が残り1体になるとダメージを与えなくなっていたバグを修正
- ダブルアップにおいて、スタティック シヴが敵の増援ユニットに無限のダメージを与えていたバグを修正
- ディヴィニコープのクラウンのツールチップを修正、付与アイテムをリデンプションからスピリット ビサージュに改訂
- 崇高の冒険の報酬がアニマ ビサージュ(削除済み)だったのを不屈に修正
- ダブルアップのギフトアーマリーで報酬「ランダムな完成アイテム1個」が付与されない場合があったバグを修正
- ★3レネクトンがスキル発動時に獲得する最大体力を正しい値である10000に修正(修正前は30000)
- ダブルアップの増援としてパートナーのボードに行った場合でも、アニマ部隊の「ファイナルシティ交通」が正しく動作するように修正
- 邪悪な収益化がザックおよび怪しげなトレンチコート装備者に対して正しく動作していなかったバグを修正
- サイファー特性のオブジェクトが各ステージの開始直後に正しく更新されるように修正
- 特性の書が明鏡止水の発動に干渉しないように修正
- ガレンの特性MODがシンジケートの紋章を装備したダミーに適用できていた不具合を修正
- プリズム パイプラインでプリズムオーブを2個獲得できる場合があったバグを修正
- リミックス ランブル:8ビット(4)/(6)がハイスコア達成ごとに正しい値の攻撃力を付与するように修正
- リミックス ランブル:Heartsteelのキャッシュアウト組み合わせの「鍛冶師のグローブ(アーティファクト)+2ゴールド」を「アーティファクトの金床+1ゴールド」に変更
- リミックス ランブル:Heartsteelの特性トラッカーが、ベンチが満員の状態でも正しく表示されるように修正
- リミックス ランブル:紋章関連の不具合(悪用可能な挙動)を修正